そんな中「これは便利!」と感じたアイテムが、イギリスのキッチン雑貨ブランド『DISHMATIC(ディッシュマティック)』のグリップ付きスポンジ。実は最近包丁で指をスパッと切ってしまった筆者が、手を濡らしたくなくて購入してみたものです。
この商品はグリップ部分が空洞になっていて、洗剤を入れておくと先端の穴から少しずつスポンジへ染み出してくる仕組み。途中で洗剤を注ぎ足す必要が無く、手が洗剤に直接触れにくいのが特徴です。筆者も冬は指先がガサガサになってしまうので一年中重宝しそう。
ハンドル部分には絶妙な角度の傾斜が付いていて、底の深いものを洗う際に素晴らしいフィット感を発揮します。中でも片手で持てる“取っ手”付きの調理器具を洗うのに非常に便利で、軽く使っただけのフライパンをサッと洗いたい時なんかは迷わずコレ。
一方、小さな食器や強くこすらないといけない汚れにはあまり向いていないかも…。お皿も一度持ち替えないと全体が洗えないので、どうしても洗剤に触れないというわけにはいきませんが、軽減されることは確かです。
また、泡立ちがかなり良いので、貧乏性の筆者は洗剤を原液で入れずに水で薄めたりして使っています…。なお使わない時はそのまま置かず、スポンジを上向きにするか逆さまにして立てて置くのがオススメ。
スポンジ部分は洗う物に応じてハード、ソフト、マイクロソフトタイプが選べ、3個入りの取替用リフィルも販売されています(筆者が使用しているのはフッ素樹脂加工のフライパンやグラス向けのマイクロソフトタイプ)。ちなみにスポンジは環境に配慮して、全体の60%がペットボトルなどのリサイクル素材から作られているとか。