さきほどの地震、大きかったですね。速報値では、東京23区の一部でも震度4を記録したとか。

そんな震度4程度の地震があったとき、便利かもしれないのが宮城県仙台市しまぬきの「明かりこけし」。これは、センサーと LED ライトが内蔵された新しい防災グッズです。



こけしは頭が大きく、見るからに重心高め。なので、ちょっとした地震でもすぐに倒れそうです。でも、実際には安定した場所に設置されてさえいれば、震度3でも簡単には倒れないのだとか。もちろん条件にもよるのですが、基本的には、こけしがこけたら震度は4だと考えてよいみたい。


「明かりこけし」は、そんな“倒れそうで意外と倒れない”こけしの性質をいかした防災グッズ。こけしが倒れたらセンサーがそれを感知し、LED ライトが自動的に点灯する仕組みになっています。こけしが倒れる震度4は、睡眠中の人が目覚めるほどの揺れ。その揺れでライトが付くというのは、なかなかに合理的だと思います。


LED ライトを6個、単3乾電池2本を使用。連続点灯時間は最長約7.5時間。伝統こけしと、創作こけしの2タイプが用意されています。価格は伝統こけしタイプが7,800円で、創作こけしは1万8,000円からです。


地震でパニックになったときには、ライトのありかなどは忘れてしまうもの。その点、自動的に点灯する「明かりこけし」は便利かもしれませんね。