常駐する“マンガコンシェルジュ”がオススメの1冊を紹介してくれるマンガサロン「トリガー」が、6月17日、東京・渋谷にオープンしました。

小学1年生の時に親から「りぼん」を与えられて以来、マンガの虜となりジャンルを問わず読み漁ってきた筆者。移動中はもちろん、休日に家でまとめ読みしたり、暇があれば本屋や古本屋を巡ったりと、マンガは今や生活に欠かせない存在です。そんなわけで同店のことも非常に気になっており、オープン前日に開催されたイベントを訪れてみました。

ステキな男性よりも、面白いマンガと出会いたい
ステキな男性よりも、面白いマンガと出会いたい

◆置いてあるマンガは各タイトル3巻まで

トリガーをプロデュースするのは、書評サイト「マンガ HONZ」。そのレビュワーの1人であり、同店を運営するサーチフィールド代表の小林琢磨さんによると、トリガーは「知らないマンガに出会える喜びを提供してくれる」場所なのだとか。

いわゆる“マンガ喫茶”とは全く異なり、トリガーでは各タイトルを3巻までしか置かず、その分種類を増やしているそう。利用料金は1ドリンク+チャージ料(500円)のみで、滞在時間に制限もありません(追加注文もできます)。1作品をひたすら読み込むのではなく、あくまで“マンガと出会うきっかけ”をくれる場所なんです。

最大30席が用意される店内は、都会の隠れ家風カフェのようなオープンスペース。壁には一面特注の本棚が備え付けられ、足元から天井までところ狭しとマンガが並んでいます。店内はとてもコンパクトに見えるのですが、蔵書数はなんと4,000タイトル(1万2,000冊)以上もあるとか!

広すぎず狭すぎず、マンガ読みが落ち着く店内
広すぎず狭すぎず、マンガ読みが落ち着く店内

 
年代・ジャンルを問わず豊富なタイトルが並ぶ  萩尾望都先生もこんなに…!(興奮)
年代・ジャンルを問わず豊富なタイトルが並ぶ
萩尾望都先生もこんなに…!(興奮)

 
鳥肌物のレアな書籍も揃っています
鳥肌物のレアな書籍も揃っています

◆コンシェルジュから漂うマンガ好きオーラがハンパない

常駐する2人の専属コンシェルジュは、店長の永田希さんと副店長の兎来栄寿さん。そこはかとなく漂うマンガ好きオーラにちょっと圧倒されますが、とても穏やかな物腰でどんどん相談したくなります。なおお二人ともマンガ HONZ のレビュワーで、兎来さんは1本のレビューから4,500冊を売り上げたこともあるそうですよ!

兎来栄寿さん(左)と、永田希さん(右)  マンガ好きオーラ、伝わります?
兎来栄寿さん(左)と、永田希さん(右)
マンガ好きオーラ、伝わります?

◆堀江貴文さんの運命の一冊は?

この日は、マンガ HONZ の代表を務める堀江貴文さん、マンガ HONZ 編集長の佐渡島庸平さん、漫画家ユニット「うめ」の小沢高広さん、「マンガ新聞」代表の角野信彦さんによるトークショーも行われ、トリガー誕生の経緯や現代のマンガ事情などで盛り上がりました。

マンガ談義に花が咲く
マンガ談義に花が咲く

最後にコンシェルジュが全員へマンガをレコメンドすると、そのまま夢中で読み始めてしまうという場面も。皆さん、本当にマンガがお好きなんですね!ちなみにグルメマンガ好きだという堀江さんに薦められたのは「ゆかりちゃん」(綱本将也/結布)。筆者も知らなかったので気になってしまいました!

堀江さんも「コンシェルジュの知識とレコメンドは素晴らしい」と絶賛
堀江さんも「コンシェルジュの知識とレコメンドは素晴らしい」と絶賛

◆分かると思わずニヤリ。“マンガ飯”やドリンクも充実

トリガーでは、ドリンクやフードメニューもマンガ仕様。ワインをテーマにしたマンガ「神の雫」(亜樹直/オキモト・シュウ)に登場するワインをはじめ、「トキワ荘名物チューダー」やあの“キンキンに冷えたビール”などなど、マンガ好きなら思わず「ああ、アレね!」と笑ってしまうメニュー名ばかり。また「花の『シャケトー』」、「深夜食堂の『豚汁定食』」といった作中で実際に登場するフードも楽しめます。

メニュー名に思わずニヤリ
メニュー名に思わずニヤリ

 
「深夜食堂」唯一のレギュラーメニュー「豚汁定食」(画像はイメージ)
「深夜食堂」唯一のレギュラーメニュー「豚汁定食」(画像はイメージ)

 
サシャ「上官の食糧庫からお肉盗ってきました!!」(画像はイメージ)
サシャ「上官の食糧庫からお肉盗ってきました!!」(画像はイメージ)

◆マンガに特化したイベントも

なおトリガーはマンガ特化型イベントスペースでもあり、スポンサー企業などがプロデュースする企画も随時開催予定。憧れの漫画家さんと出会えるチャンスもあるかもしれないので、ぜひスケジュールをチェックしてみてください!

店舗所在地は、東京都渋谷区渋谷3-15-2 コンパルビル4F。営業時間は16時〜24時(平日)。チャージ料が無料になる年間会員制度もあります(年会費1万2,000円)。筆者も気になった作品がいくつもあったので、改めて訪れようと思っております。万が一読みながら号泣していたらそっとしておいてください…。