乾電池でスマートフォンを充電できるツールは、コンビニで数多く販売されている。だがその価格は900円程度する上、無くしてしまいがちだ。突然充電が必要になる度に、毎回900円払って充電器と乾電池を購入している人も、案外多いのではないだろうか?

「Nipper」はそんな人にぴったりのツール。世界最小・最軽量を謳っており、キーホルダーなどに取り付けて持ち歩くことができる。これさえあれば、100円ショップで単三乾電池だけを購入して、スマートフォンを充電可能だ。

世界最小・最軽量のスマートフォン充電器「Nipper」
世界最小・最軽量のスマートフォン充電器「Nipper」

「Nipper」 は、トップケースとボトムケースの2つのモジュールで構成されており、モジュール内には乾電池の電圧3ボルトを5ボルトに変換するブーストコンバーターが内蔵されている。2つのモジュールはストラップで繋がれ、「ネオジム磁石」でくっつけられている。

「Nipper」 の仕組み
「Nipper」 の仕組み

サイズは17x17ミリで、重さは10グラム
サイズは17x17ミリで、重さは10グラム

スマートフォンを充電するときには、モジュールを2つに分け、その間に2本の単三乾電池を挟み込む。「ネオジム磁石」はここでは、バッテリーを固定する役目を果たす。あとは「Nipper」のmicroUSBコネクタをスマートフォンの充電用のポートに挿し込めば充電が開始され、スマートフォンが使用可能になる。

モジュールを2つに分け
モジュールを2つに分け

乾電池を挟む  大きい方の端子に乾電池のマイナス極を
乾電池を挟む
大きい方の端子に乾電池のマイナス極を

小さめ端子にプラス極を接触させる
小さめ端子にプラス極を接触させる

microUSBコネクタをスマートフォンのポートに挿入すれば
microUSBコネクタをスマートフォンのポートに挿入すれば

充電が開始される
充電が開始される

開発元は「Nipper」の使用例として、滞在先のホテルに充電器を持って行くのを忘れたケースをあげている。このケースでは、「Nipper」を使い、ホテルに備えつけられているテレビリモコンの乾電池を使ってスマートフォンを起動させ、メールの確認などをしている。翌朝チェックアウトするときには、乾電池代金の支払いを忘れないようにしよう。

滞在先のホテルで、テレビリモコンの電池をお借りして…。
滞在先のホテルで、テレビリモコンの電池をお借りして…。

また、スマートフォンをナビとして使用しながらのサイクリング中に、充電切れが発生した場合にも「Nipper」は有効だという。このケースでは、自転車用ライトの乾電池を使って短時間スマートフォンを起動し、ルートの再確認をすることができる。

自転車用ライトの乾電池を使用してスマートフォンを起動  ルートを確認できる
自転車用ライトの乾電池を使用してスマートフォンを起動
ルートを確認できる

「Nipper」を開発した英国ロンドンに本拠を置くDesign on Impulseは、市販化に向けてクラウドファンディングサイトkickstarterで出資者を募集している。記事執筆時点では、15英ポンド(約2,900円)の出資で標準モデル「Classic Nipper」を、20英ポンド(約3,870円)でストラップがレザー製の高級モデル「Premium Nipper」を入手可能だ。出荷時期は2016年4月頃に予定されている。