誰かの本棚を覗くのって、楽しいですよね。その人がなぜ今のような性格になったのか、その一端を垣間見ることができます。いつも莫迦なことばかり喋っている人の本棚に意外な本が置かれていたりすると、その人のことが急に気になったりして。だって、人って、その人の読んだ本でできているからです。

「人はその人の読んだ本でできている」

これをアートで表現したのが、「BOOKS BUILD CHILDREN」。アートディレクター/デザイナーの松永美春さんが、横浜市教育委員会の依頼で製作したものです。


「BOOKS BUILD CHILDREN」は60冊~80冊の本を積み上げ、子どもの身体を表現したアート作品。身体の部位によって異なるサイズの本を使うことで、頭、首、胴体、足を表しています。


髪型や服装の違いによって男女を描き分けているのは見事。本を積み上げるだけで、ここまで表現できるとは驚きです。

左はたぶん、女の子です
左はたぶん、女の子です

この作品が実現したのは、本のサイズが単行本、新書、文庫、雑誌ですべて異なっているから。そして、その事実こそが、実はアートなのかもしれません。「BOOKS BUILD CHILDREN」は、そんなことにも気付かせてくれる、素晴らしい作品です。

(画像は作者である松永美春さんに使用許諾を頂き、松永さんのWebサイトから転載させて頂きました)