ネコ探しは飼い主にとっての頭痛のタネ。棚の中のわずかな隙間にでも入り込むので、3次元での立体的な捜索が必要となる。ネコはときに洗濯カゴの中で洗濯物に擬態することもあるが、これを見破るのは容易ではない(容易な子もいる)。部屋数の多い家に住んでいる飼い主は、さらに大変だろう。「家から脱走したのでは?」というリスクも含めて検討する必要がでてくるからだ。

この「ネコ探し」を楽にしてくれそうなのが、「TrackR atlas」。ネコの首輪などに取り付けることで、ネコがどの部屋に隠れているか?を教えてくれる。

「ネコ探し」を楽にしてくれるかもしれない「TrackR atlas」
「ネコ探し」を楽にしてくれるかもしれない「TrackR atlas」

「TrackR atlas」は、すでに販売されている「TrackR bravo」などのBluetoothトラッキングデバイスと、今回新たに開発された「TrackR atlas」とで構成された商品。使用する際にはすべての部屋のコンセントに「atlas」を挿しこみ、ネコの首輪などに「bravo」を取り付ける。これで「atlas」はネコの現在位置を把握し、スマートフォンアプリで表示するという仕組みだ。

すべての部屋のコンセントに「atlas」を挿し込み  ネコに「bravo」を取り付ければ
すべての部屋のコンセントに「atlas」を挿し込み
ネコに「bravo」を取り付ければ

ネコの現在位置を把握して
ネコの現在位置を把握して

スマートフォンアプリに表示する
スマートフォンアプリに表示する

ネコのいる部屋がわかったとしても、どこに隠れているのかわからないこともあるだろう。その場合、ネコに取り付けた「bravo」から音を発して、場所を特定することも可能だ。ただし、この機能はネコによっては嫌がる個体もいると考えられるので、使用には注意が必要だ。

これが「bravo」  コインサイズでネコに負担をかけない
これが「bravo」
コインサイズでネコに負担をかけない

その他、飼い主が一日家を明けていたような場合に、ネコがどのように移動して過ごしたのかを記録する機能も搭載されている。

ほほ~、バスルームにも入りましたか…。
ほほ~、バスルームにも入りましたか…。

将来的には、ネコが家から脱走した際にも、「TrackR atlas」を使ってネコの捜索が可能になるかもしれない。

「TrackR atlas」はクラウドGPSシステム「TrackR」を活用したもの。このクラウドGPSシステムとは、迷子のネコが「TrackR」を利用している他の人の家を通過した場合、その位置情報をインターネット経由で飼い主に知らせるというものだ。このシステムは米国ではかなり普及しているが、日本ではまだまだ利用者が少ないのが現状。今後、利用者が増えることを期待したい。

クラウドGPSが普及すれば、脱走したネコも
クラウドGPSが普及すれば、脱走したネコも

見つかるようになるかもしれない?
見つかるようになるかもしれない?

「TrackR bravo」は、ネコの首輪に限らず、様々なものに取り付けられる。クルマや部屋のカギ、テレビやエアコンのリモコンなどに取り付けても便利だろう。

子どもが大事にしているぬいぐるみや
子どもが大事にしているぬいぐるみや

犬にも取り付け可能だ
犬にも取り付け可能だ

「BTrackR bravo」は、省電力なBluetooth LE技術を採用している。電波の届く範囲はおよそ30メートルで、ボタン電池1個で動作可能な期間は1年間となっている。

ボタン電池1個で動作可能な期間は1年間  バッテリー切れの心配がほとんどないのは大きな魅力!
ボタン電池1個で動作可能な期間は1年間
バッテリー切れの心配がほとんどないのは大きな魅力!

開発元のTrackerRは、クラウドファンディングサイトIndiegogoで「TrackR atlas」の世界的なキャンペーンを兼ねた出資者募集を実施している。キャンペーンでは、コンセントに挿して利用する「atlas」デバイス1個を39ドルから入手可能だ。その他、「atlas」と「bravo」の様々な組み合わせが販売されるが、日本の家屋(一戸建て)に住んでいるであれば、「atlas」6個と「bravo」3個の組み合わせ「Family Home」パッケージが適している。このパッケージなら、台所、ダイニング、リビング、洗面所、ベッドルーム、書斎のどこにネコが隠れていてもすぐに見つけられるし、ネコは3頭飼いまで対応可能だ。

商品の発送開始は2016年の6月頃に予定されている。