ChefChargerの「Bamboo Drink Coaster」は、コースター型の充電器。コンセントがない場所でも、モバイルデバイスをスマートに充電できる。


「Bamboo Drink Coaster」は、カフェやレストランが顧客に飲み物をサーブする際に使用するコースター。すべてのテーブルで、スマートフォンの充電機能を使用可能にする。



同じことをコンセントから電源を取って実施すると、店内がケーブルだらけになってしまう。だが「Bamboo Drink Coaster」であれば、ケーブルレスでスッキリと実現可能だ。


充電は専用のコースターフォルダーに“置くだけ”のシステムを採用。見かけによらず大容量で、満充電すればiPhoneを2回充電可能だという。

小型のコースターなので、盗みを働くものもでてきそうだ。だが、「Bamboo Drink Coaster」にはGPSトラッキング機能が搭載されており、盗まれても所在地を把握可能だという。また、充電には専用充電器が必要なため、盗まれる可能性は低いとしている。


「Bamboo Drink Coaster」は、店側と顧客側の双方にメリットをもたらす。店側は、スマートフォンを充電したい利用者を引きつけ、客数の増加を期待できる。また、長時間充電したい顧客がコーヒーやビールのお代わりを注文する可能性があるので、客単価の増加も若干ではあるが期待できるだろう。利用者側は、コーヒーやビールを一杯飲む間に充電できるというメリットを得られる。


ChefChargerのWebサイトで購入できる。価格は「Bamboo Drink Coaster」1個で60ドル(約6,880円)と、コースターとしてはかなり高め。この価格で購入し、それに見合った集客効果が見込めるかは微妙なところかもしれない。だが、顧客としては、レストランやカフェに「Bamboo Drink Coaster」が設置してあればうれしいし、助かるなと思う。