ウェザーニューズは3月22日、「第四回桜開花予想」を発表した。今週前半は全国的に暖かく、九州から関東にかけて開花ラッシュとなると予想している。

■2016年の桜開花予想〜桜の開花時期〜
今週前半までに開花が予想されるエリアは順調に開花する見込みで、今週前半に開花した桜の名所では、見頃が一気に終わってしまった昨年よりも長くお花見を楽しめそう。だが、今週後半から3月末まで寒気の影響で気温が下がるため、西・東日本のこれから開花を迎えるエリアでは生長がゆっくりと進む見込み。


4月に入ると気温が上昇して、桜の開花が急速に進む。4月上旬には北陸・甲信北部・東北南部でも開花が始まり、他の北日本のエリアも含めて平年並かやや早めの開花時期となる予想。

今回の情報は、同社が3月17日~19日に実施した四回目の「全国つぼみ調査」をもとにしたもの。最新の桜開花傾向については、ウェザーニューズの特設サイト『桜開花予想2016』で確認されたい。また、全国のお花見名所700か所の桜情報は、ウェザーニューズの特設サイト『さくらCh.』の他、スマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」の『さくらCh.』、スマートフォン向け特設サイト『さくらCh.』で確認できる。

■各エリアの桜開花予想
◆北海道 開花前線は4月28日頃に道南に上陸!
北海道は、4月の気温が平年並〜やや高めの予想で、桜の開花は平年並かやや早めとなる見込み。4月28日頃に道南から桜が咲き始め、5月20日頃にかけて開花エリアが広がっていく。


札幌市周辺では5月初めから開花が始まり、GW後半に少しずつ咲き揃い、5月上旬に見頃を迎えそう。全国で開花が最も遅い根室・釧路方面でも5月中旬に咲き始め、20日前後には満開の桜を楽しむことができそう。

◆東北 東北南部の開花は4月初め!
東北は、昨年と同じスピードでつぼみが順調に生長している。3〜4月の気温が平年並〜やや高めの予想で、つぼみの生長が早まるため、桜の開花は平年並〜やや早めとなる見込み。


4月初めには南部の太平洋側から開花が始まり、開花前線は4月下旬にかけて順調に北上する予想。福島市では入学式の頃、仙台市周辺では4月10日頃、青森市周辺では4月末に見頃を迎える予想。

◆関東 関東南部はお花見を長く楽しめそう!
関東では、3月10日頃に寒の戻りがあったものの、その後の暖かさでつぼみは急速に生長した。東日本で開花1番乗りとなった東京は、平年よりやや早い21日に開花。今週前半までに開花が予想される地域の桜は順調に開花する予想。


今週後半から3月末まで寒の戻りが予想されるため開花スピードは落ちるが、関東北部も平年並かやや早めの開花となる見込み。また、すでに咲き始めた桜は、寒気の影響で3月末まで花冷えとなるため、関東南部では桜の生長がゆっくり進み、お花見を長く楽しめそう。

都心周辺の桜も、広い範囲で週末から見頃を迎え、3月末には満開になりそう。関東北部の桜は入学式の頃に見頃を迎えそう。

◆中部 名古屋は来週からお花見シーズン!
東海西部や甲信南部は、先週後半の暖かさでつぼみが順調に生長した。名古屋市や岐阜市、甲府市周辺で平年よりやや早く咲き始めている。


今週後半から3月末まで寒の戻りが予想されるため、開花への歩みは全体的にやや足踏みし、東海東部の静岡県では平年並かやや遅い開花になりそう。北陸や甲信北部も寒の戻りによって成長の足踏みが予想されるが、これまでのつぼみの生長が昨年と同レベルもしくはそれ以上と早いため、平年並かやや早めの開花となりそう。

東海や甲信南部の桜は、寒気の影響で3月末まで花冷えとなるため、ゆっくりと咲き揃い、来週はお花見を楽しめそう。北陸・甲信北部では4月上旬〜中旬に見頃を迎える所が多く、新潟市や長野市周辺では、4月中旬にお花見を楽しめそう。

◆近畿 3月24日に大阪・和歌山から開花予想!
近畿は、沿岸エリアを中心に暖冬の影響で休眠打破が不十分となり、2月末までつぼみの生長がやや遅れ気味だった。ただ、3月上旬と先週後半の暖かさでつぼみの生長が加速しており、桜の開花は平年並かやや早くなりそう。


近畿の桜は、3月24日に大阪市と和歌山市から開花が始まる見込み。今週後半から3月末まで寒の戻りが予想されるため、その他の地域の開花の進みはゆっくりで、お花見は来週末頃に楽しめそう。入学式の頃まで満開や桜吹雪を楽しめるところもありそう。奈良県の吉野山で見頃を楽しめるのは4月中旬の見込み。

なお、休眠打破が不十分と推測される神戸など海沿いのエリアや、寒の戻りの影響を受けやすい近畿北部は、3月末頃の開花となる可能性がある。

◆中国・四国 高知から開花シーズンに突入!
中国・四国の開花は、22日頃に高知市から始まる予想。中国・四国は、暖冬の影響で休眠打破が不十分となり、2月末までつぼみの生長が遅れ気味だった。ただ、3月上旬と先週後半の暖かさで、つぼみの生長が加速したため、中国・四国の開花は広い範囲で平年並となり、山陰では平年よりやや早い地域も出てきた。


今週後半から3月末まで寒の戻りが予想されるため、これから開花する地域ではゆっくりと進み、来週末頃からお花見を楽しめそう。

◆九州  福岡・長崎・熊本は長いお花見シーズン!
九州のつぼみの生長は、3月上旬と先週後半の暖かさによって北部を中心に順調に進み、福岡県では平年よりやや早い3月19日から咲き始め、県内の20%の桜が開花して開花シーズンに突入した。22日に開花が始まった長崎市や熊本市と、すでに開花している福岡市周辺では、今週後半の花冷えによって桜の開花がゆっくり進み、来週末までお花見を長く楽しむことができそう。


一方、九州南部では、暖冬による休眠打破不足や先週前半の寒の戻りが影響し、つぼみの生長が昨年の同時期に比べても遅れ気味になっている。九州南部は、平年よりやや遅く開花し、早いところでは来週末から見頃を迎える予想。