フィリップス ライティング ジャパンから、スマートLED照明『Philips Hue(フィリップス ヒュー)』の新製品が4月5日に発売されました。これまでと同様専用アプリから操作できるほか、Apple社との連携がより強化されています。

スマート照明「Philips Hue」がさらに進化!
スマート照明「Philips Hue」がさらに進化!

●Apple社とがっちり連携


身の回りの家電やモノをインターネットにつなぎ、スマートフォンなどと連携させる「モノのインターネット(IoT)」は近年盛り上がりを見せている分野。でも製品ごとに異なるアプリが存在するため、それぞれで管理しなければなりませんでした。


新バージョンのPhilips Hueは、Apple社のスマートホーム規格「Apple HomeKit」に対応。Apple HomeKitとはIoT製品の統一規格のようなもので、これに準拠した製品は一括管理したり、お互いを連携したりできるそう。例えばiPhoneで「起床」と指示するだけで照明を付けてエアコンを入れ、お湯を沸かす…といった操作がいっぺんにできてしまうのです。iOS製品での使い勝手がますます良くなったPhilips Hue、編集部も発表会でいち早く体験してきました!

●「Philips Hue」でこんなことができる


2013年に販売開始されたPhilips Hueは、専用アプリを使って照明のON/OFF、明るさ、色、タイマー設定など様々なカスタマイズができます。表現できる色は1,600万色以上、さらに「本を読む」「やる気を出す」「集中する」といったシーンに合わせた設定も可能。これだけでも今までの照明に比べたら十分画期的ですよね。

カラーパレットから直感的に選んだり
カラーパレットから直感的に選んだり

シーンに応じて設定したりできたります  (アプリ画面のイメージ)
シーンに応じて設定したりできたります
(アプリ画面のイメージ)

さらに新バージョンでは、iOSアプリ「Siri」を使った音声コントロールが可能に。Siriに「明かりを暗くして」「ランプを赤にして」などと話しかけるだけで、手を触れずに操作ができます。

Siriに「ランプを青にして」と話しかけると  (今、照明は黄色です)
Siriに「ランプを青にして」と話しかけると
(今、照明は黄色です)

青に変化!
青に変化!

また、オフィスにいながらペットのために自宅の明かりをつけるといった遠隔操作にも対応。どこにいても家中の照明が管理できます。

●あの人も使ってる!「Philips Hue」の活用法


アップルストア銀座で行われた発表会には、以前からPhilips Hueを愛用しているというITジャーナリストの林信行さんと、メンタリストのDaiGoさんがゲストとして登場。製品の使い方についてのトークを繰り広げました。

最新のiPadを携えて登壇した林信行さん
最新のiPadを携えて登壇した林信行さん

自宅にいる時は、時間を見ずに仕事に集中するという林さん。外の様子が分かるよう天気に合わせて照明の色を変えたり、だらだらしないよう一定の時刻に点滅させたりしているそう。

一方DaiGoさんは、時間帯に合わせて心理学的に最適な照明を設定しているとか。さらに目の近くに設置してアラームの代わりに照明で目覚めているといいます。新製品は従来の最大光量600lmから800lmにパワーアップしたので、ますますオススメとのこと。

参加者が選んだ色を照明で当てるというパフォーマンスも披露したDaiGoさん  会場を大いに盛り上げていました
参加者が選んだ色を照明で当てるというパフォーマンスも披露したDaiGoさん
会場を大いに盛り上げていました

●全国のApple Storeで販売開始


新バージョンの製品は、購入してすぐに使用できる「Philips Hue スターターキット v2」のほか、単体でランプとApple HomeKitの連携に必要なブリッジも販売されます。取扱店舗は全国のApple StoreとApple Online Store。なお既に製品を使っている人は、ブリッジを足すだけで新バージョンが試せます。

ランプ3個が付属したスターターキットの実売予想価格は2万6,800円(税別)  ブリッジ1台で50個のランプが操作可能
ランプ3個が付属したスターターキットの実売予想価格は2万6,800円(税別)
ブリッジ1台で50個のランプが操作可能

もはや照明はただ部屋を明るくするだけではもったいない!IoTを家庭で気軽に取り入れて、様々な使い方を楽しんでみては?