天気予報するスマートアンブレラ「TARAbrella」

傘の置き忘れを防いだり、天気予報を知らせてくれたりするスマートアンブレラはすでにいくつか発表されている。だがその多くはスマートフォンを活用したもの。スマートフォンが無ければただの傘になってしまう。

従来型のスマートアンブレラと、「TARABrella」の違い
これまでのスマートアンブレラは、
スマートフォンが必須だった

「TARAbrella」は、スマートフォン不要のスマートアンブレラ。単独で、「天気予報」「置き忘れ防止」「LEDオーバーヘッドライト」機能を提供する。

「TARAbrella」は、「天気予報」「置き忘れ防止」「LEDヘッドライト」機能を提供
「TARAbrella」はスマートフォンがなくても、
「天気予報」「置き忘れ防止」「LEDオーバーヘッドライト」機能を提供する

「天気予報」機能では、内蔵されたデジタル気圧計が大気圧を35秒に1回計測。また、湿度計で湿度も計測する。マイクロプロセッサーがこれら2つのセンサーから得たデータを処理。湿度と大気圧の推移をもとに今後6時間の天気を予測する。

予測された天気は、ハンドルバーに取り付けられたLEDディスプレイで表示。表示は3モードで、「晴れ」ではLEDは無色だが、「曇り」では青色が点滅し、「雨」の場合には青点灯となり、傘を持っていくことを利用者に促すという仕組みだ。

予測された天気を表示するLEDディスプレイ
「雨」が予想される場合、ハンドルバーのLEDが青く点灯
傘を持っていくことを利用者に促す。

「置き忘れ防止」機能では、小さな専用のタブを利用。傘を持ち歩くときにはこれをポケットなどに入れておく仕組みだ。タブと傘が9メートル以上離れると、警告音が発せられて利用者の注意を喚起する。

 「置き忘れ防止」機能では、小さな専用タブを利用
「ご主人、傘、忘れてますよ!」

「LEDオーバーヘッドライト」は、傘の最上部に取り付けられたLEDライト。クルマのドライバーからの視認性を高め、利用者の夜間の安全な歩行を手助けする。

「LEDヘッドライト」はクルマのドライバーからの夜間の視認性を高める
ライト付きの傘って、そういえばあまり見たことないような?

さて、スマートアンブレラが普及しない理由の1つに、「充電が面倒」というものがある。PCのUSBコネクタ経由で充電するものが多いのだが、使用後の濡れた傘をPCの近くに持ち込むのは抵抗があるという人が多いからだ。

「TARAbrella」には、ウォールマウントタイプのクレードルが用意されている。これを壁に設置しておけば、壁に傘をかけている間に充電してくれるので、部屋の中に濡れた傘を持ちこまないで済む。

「TARAbrella」のウォールマウントクレードル
クレードルでスマートに充電!

また、クレードルに「TARAbrella」を収納しておけばLEDディスプレイが目に入りやすいので、天気予報を見やすいというメリットも。

ウォールマウントクレードルを使うと、天気予報が見やすくなる
「おや、今日は晴れなのね!」

開発したのはカナダ リッチモンドに本拠を置くTARAチーム。同チームは現在、「TARAbrella」の市販化に向けてクラウドファンディングサイトkickstarterで出資者募集のキャンペーンを実施中。本稿執筆時点では、49米ドルの出資でTARAbrellaを1本入手可能だ。入手に必要な金額はキャンペーンが進むにつれて上昇し、終了後の市販価格は89米ドルになる予定。出荷は、2016年10月に予定されている。

「TARAbrella」プロモーション画像