ウェザーニューズが紅葉見頃予想マップを公開

全国の紅葉見頃予想がウェザーニューズによって公開された。見頃は、山形蔵王が10月8日頃、いろは坂が10月20日頃、京都嵐山が11月18日頃、そして高尾山が11月13日頃からと予想されている。

■全国の紅葉見頃&鮮やかさ予想

◆紅葉見頃:北日本は昨年より1週間前後遅く、東〜西日本は例年並

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葉が色付く時期は秋の気温と深く関係しており、気温が低いと色付く時期が早まり、高いと遅くなる。今年の秋は、9月は北海道から九州の広範囲で残暑が厳しくなる所が多く、その後気温は段々と平年並となり、12月には平年よりもやや低めの気温になる予想。このため、例年9、10月に見頃を迎える北日本や東日本の標高が高い山では、例年に比べて見頃がやや遅くなる可能性がある。一方、例年11月以降に見頃を迎える東〜西日本の見頃は例年並の所が多くなり、例年12月に見頃を迎える関東などの市街地ではいつもより少し早めに色付きそう。

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◆鮮やかさ:東〜西日本は鮮やかな色付きに期待

葉が鮮やかに色付くためには、日差しと雨が適度にあり、気温がしっかりと下がることが必要。今年の秋は、東〜西日本を中心に全国的に天気が周期変化する予想。このため、葉が鮮やかに色付くために必要な十分な日照や雨、朝晩の冷え込みが期待できる。ただ、9月は全国的に残暑の影響を受ける予想で、例年この時期に見頃を迎える北日本や東日本の標高が高い山では、鮮やかさが控えめとなりそう。また、台風や木枯らしなど葉が強い雨風にあたった場合は、ダメージを受けて落葉や色付きの劣化の可能性がある。

今回発表された予想は、9月7日時点の情報を元にしたもの。最新の紅葉見頃予想はウェザーニューズの「紅葉見頃予想2016」を参照されたい。

■地域別の紅葉見頃予想
◆北海道:気温が高く、見頃は例年よりやや遅めの予想

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北海道では、8月は道東を中心に台風や南から流れ込む暖かな空気の影響で、平年よりも気温が高くなった。このため、大雪山旭岳では葉の色付きがあまり進まず、例年よりも見頃時期がやや遅くなっている。9、10月も平年よりも高めの気温となる予想で、多くの名所で見頃は例年よりやや遅く、昨年より5日前後遅くなりそう。

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鮮やかさは、今年の秋は周期変化の天気となるものの、9月は曇りや雨の日が多く、気温も高いため色付きが控えめとなり、一つの名所の中でも色付き方が不揃いとなる可能性がある。

◆東北:標高が高い山ほど見頃は例年よりやや遅めの予想、色付きは不揃いになる可能性も

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東北は9、10月の気温が平年よりも高くなる予想。このため、八幡平など標高が高い山ほど紅葉の見頃時期が例年よりやや遅く、昨年より1週間前後遅くなる見込み。

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鮮やかさは、太平洋側ほど適度な日照や雨が見込め、葉にとって鮮やかに色付きやすい条件が揃う。ただ、標高の高い山では平年よりも気温が高くなる影響で、一つの名所のなかでも色付き方が不揃いになる可能性がある。

◆関東:見頃時期は例年並か少し早め、平野部ほど鮮やかな色付きに

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関東では10、11月の気温は平年並となり、多くの名所で見頃時期は例年並の予想。12月は気温が平年よりもやや低めとなるため、例年12月に見頃を迎える東京都心周辺では、例年より少し早めに見頃を迎える名所も多そう。

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鮮やかさに関しては、夏は葉の生育に十分な日照や雨、気温があったことに加え、今年の秋は天気が周期変化して適度な日照や雨、気温低下が見込めることから、鮮やかな紅葉が期待できる。

◆中部:見頃時期は、甲信は例年より遅め、北陸平野部や東海では例年並に

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中部は9月の気温が平年より高めで、甲信や北陸の山沿いの見頃時期は例年より遅い予想。一方、10、11月の気温は平年並、12月は平年より低めの予想。このため、北陸平野部や東海の見頃は例年並となり、静岡県や愛知県の一部地域では例年より少し早めとなりそう。

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鮮やかさに関しては、今年の秋は適度な日照や雨、気温低下が見込めることから、鮮やかな色付きが期待できる。ただ、甲信や北陸の山沿いなど9、10月に見頃を迎える地域では、平年よりも高めの気温となり、色付き方が不揃いになる可能性がある。

◆近畿:見頃時期は例年並に、平野部ほど鮮やかな紅葉に期待

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近畿は10、11月と平年並の気温になる予想。このため、見頃の時期も例年並となり、高野山など標高の高い山では10月終わり頃から、平野部では11月中旬から見頃を迎える名所が多くなる。12月は気温が平年よりもやや低めとなることから、例年12月に見頃を迎える沿岸付近の名所では、例年より少し早めの見頃となりそう。

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鮮やかさに関しては、今年の秋は天気が周期変化して、適度な日照や雨、朝晩の冷え込みが期待できるため、鮮やかな色付きが期待できそう。

◆中国:例年並の見頃時期と鮮やかさに

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中国は10、11月の気温が平年並となる予想。このため、見頃を迎える時期も例年並となり、大山など標高の高い山では10月下旬から、宮島など平野部では11月中旬から見頃を迎える名所が多くなる。

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鮮やかさに関しては、山陽ほど夏は葉の生育に十分な日照や雨、気温があったことに加え、秋は適度な日照や雨、気温低下が見込めることから、鮮やかな紅葉が期待できる。

◆四国:山沿いは10月上旬〜中旬から見頃、瀬戸内側ほど鮮やかさに期待

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四国は10月以降平年並の気温となり、12月は平年よりも気温がやや低めとなる予想。このため、剣山など山沿いでは例年並の10月上旬〜中旬から見頃を迎え、平野部では例年より少し早めに見頃を迎える名所が多くなる。

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鮮やかさに関しては、瀬戸内側のエリアほど夏は葉の生育に十分な日照や雨、気温があったことに加え、秋は天気が周期変化して、適度な日照や雨、気温低下が見込めることから、鮮やかな紅葉が期待できる。

◆九州:山沿いは10月下旬から見頃、平野部ほど鮮やかさに期待

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九州は10、11月と平年並の気温となり、12月は平年よりもやや低めとなる予想。このため、霧島など山沿いでは10月終わり頃から例年並に見頃が始まり、平野部では例年よりもやや早めに見頃を迎える名所が多くなる。

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鮮やかさに関しては、夏は葉の生育に十分な日照や雨、気温があったことに加え、秋は天気が周期変化して、適度な日照や雨、気温低下が見込めることから、鮮やかな紅葉が期待できる。