しょうゆのイメージ画像

マイボイスコムは、しょうゆに関するアンケート調査を実施。使用頻度や保存方法、こだわりなどを、男女約1万1,000人に尋ねた結果をまとめている。

■「ほとんど毎日利用」は4割
自宅でしょうゆを利用する頻度が「ほとんど毎日」という人は41.3%、「週4~5回」「週2~3回」が2割強。「ほとんど毎日」の比率を年代別にみると、20代では2割強だが50代以上では5割を占めた。


■最多は「こいくちしょうゆ」
しょうゆ利用者に自宅で使うしょうゆについて尋ねたところ、タイプでは「こいくちしょうゆ」(63.0%)が最も多く、次いで「うすくちしょうゆ」(25.6%)、以下「減塩しょうゆ」「丸大豆しょうゆ」「だし入りしょうゆ」「さしみ醤油」が1割台で続いた。なお「うすくちしょうゆ」「さしみ醤油」については、西日本で比率が高く、東日本では比率が低くなる傾向が表れた。

メーカーでは「キッコーマン」(64.5%)が最も多く、「ヤマサ醤油」「ヒガシマル醤油」が1~2割で続いた。地域別に見ると、「キッコーマン」に続き、東日本(北海道・東北・関東・北陸)は「ヤマサ醤油」、中部は「イチビキ」、近畿・中国・四国は「ヒガシマル醤油」、九州は「フンドーキン醤油」が多くなっている(「その他メーカー」を除く)。

■「使い分け」は西日本の方がこだわり?
しょうゆ利用者にしょうゆの使い分けについて聞いたところ、「用途に関わらず、同じ種類のしょうゆを使うことが多い」人が53.8%で、「用途によってしょうゆの種類を使い分けることが多い」(37.2%)という人を上回った。なお西日本では「用途によってしょうゆの種類を使い分ける」人、東日本では「用途に関わらず、同じ種類のしょうゆを使う」人が、それぞれ半数を超えている。

マイボイスコム「しょうゆの使い分け」

■「冷蔵庫で保存する」人は半数近く
市販のしょうゆ利用者に開封後の保存方法を聞いたところ、「冷蔵庫へ入れる」が47.5%、「常温で保存」「冷暗所に保存」がそれぞれ3割強だった。東北や北陸では「常温で保存」が最も多かった。

マイボイスコム「しょうゆの保存方法」

■こだわり・気をつけていること
こだわりや気をつけていることなどについて、回答者からは以下のコメントも寄せられている。

・和風や洋風、中華など料理のスタイルに合わせてしょうゆを使い分けることで、しょうゆ本来の味を引き出せるようにしている。(男性21歳)
・そのままで使うよりは、煮物で使うことが多いので加熱しておいしくなるようなものがいい。(男性46歳)
・ポンプ式が使いやすいので、毎回それを購入している。(女性29歳)
・色をきれいに仕上げたい時には、薄口しょうゆ。(女性45歳)
・長期間開封状態にならないように気を付ける。(女性69歳)

同調査は2016年9月1日~5日にインターネット調査形式で実施。回答者は10~50代以上の男女1万1,509名。うち男性は5,998名、女性は5,511名だった。