味噌汁の具材の冷凍作り置き
これに何度も助けられています

一杯で野菜がたっぷりとれる味噌汁は、我が家の食卓では絶対に欠かせない存在。疲れきっているとできあいのお弁当や総菜に頼ってしまう日もありますが、何とか味噌汁だけは用意するよう心がけています。

そんな時に大活躍するのが“冷凍味噌汁ミックス”。普段の作り置きで、手間をかけずあっという間に味噌汁が作れるアイデアをご紹介します。


いつもの具材を冷凍するだけ

冷凍味噌汁ミックスの作り方は、予めカットした味噌汁の具材をまとめてフリーザーバッグに入れて冷凍するだけ。食材の水分をよくふき取り、早く凍るようなるべく平たく入れるのがポイントです。

味噌汁の具材の冷凍作り置き
1回分の具材を

味噌汁の具材の冷凍作り置き
フリーザーバッグに入れて

味噌汁の具材の冷凍作り置き
冷凍庫へ

味噌汁の具材の冷凍作り置き
あれば金属製のトレイやバットの上におくとより早く冷凍できます

調理時は凍ったままだし汁とともに鍋に入れ、火が通ったら味噌を溶かして完成。包丁やまな板がいらないので後片付けも簡単です。

味噌汁の具材の冷凍作り置き
鍋に具とだしを入れて

味噌汁の具材の冷凍作り置き
味噌汁を溶いて

味噌汁の具材の冷凍作り置き
あっという間に完成!

おすすめの具材例

以下、ミックス向きの具材と下ごしらえのコツをご紹介します。

・ 油揚げ:キッチンペーパーで押さえて油を取り、細切りにして生のまま冷凍

味噌汁の具材の冷凍作り置き

・ ちくわ:輪切りにして生のまま冷凍
・ 鶏肉:小さめのひと口大に切り、生のまま冷凍
・ 長ネギ、アスパラガス、いんげん:洗って水分をふき、お好みの切り方にカットして生のまま冷凍
・ 玉ねぎ:薄切りにして生のまま冷凍
・ 小松菜、キャベツ、ほうれん草などの葉物野菜:洗って水気を切り、ざく切りにして生のまま冷凍。ほうれん草のえぐみが気になる場合は、固めに下ゆでしてしっかりと水気をしぼって冷凍する。
・ しいたけ、しめじ、えのきなどのキノコ類:食べやすくスライス、ほぐして生のまま冷凍。冷凍することで旨みもアップします。なおパック入りなめこはパックごと単体で冷凍保存しておくと便利。
・ ニンジン、大根、ごぼうなどの根菜類:軽く下ゆでしてから冷凍すると、調理時間がより短縮できます。水気をしっかりきり、さめてから冷凍。

味噌汁の具材の冷凍作り置き
組み合わせ例:ちくわ×玉ねぎ
調理時に乾燥わかめを加えても

味噌汁の具材の冷凍作り置き
組み合わせ例:鶏肉×ニンジン×ゴボウ
食べ応えのある一杯に

冷凍にむかない具材

なお以下の食材は水分が多く食感が変わってしまうので、冷凍ミックスには不向きです。

・ 豆腐
・ 水菜
・ レタス

各食材は適切に冷凍すれば約1か月ほどもちますが、筆者はなるべく1~2週間で使いきるようにしています(冷凍した日付の記入を忘れずに)。普段味噌汁を作るついでに多めに切ったり、時間のある時に下ごしらえしたりと、負荷のかからない範囲で上手く活用してみてください!

味噌汁の具材の冷凍作り置き
“ついで”の下ごしらえが効率的です