今年はおうちで過ごす時間が増え、我が家は絶賛お掃除ブーム。ふと、引っ越して以来一度も掃除したことのない場所に気づいてしまいました。


それはトイレの水タンク。調べてみると、タンク内は水アカや黒カビ、黄ばみといった悪臭の原因となる雑菌の温床になりやすいのだとか。実は筆者宅のウォシュレット一体型便器は“トイレタンクが開かない”仕様なのですが、見えないだけに余計気になってしまいます…。


そこで、なるべくタンクを傷める心配のなさそうな洗剤を試してみることに。今回は、木村石鹸の「トイレタンクのお掃除粉」をご紹介します。


木村石鹸の「eco friend（エコフレンド）」シリーズから販売されている「トイレタンクのお掃除粉」は、合成界面活性剤を使用せず、人や環境に配慮されたトイレ用洗浄剤。純石けん分脂肪酸ナトリウムを主な成分として、過炭酸塩、炭酸塩などの酸素系成分が配合されています。

1回分の洗剤が小分けになっており、一度タンクの水を排水した後、給水中に手洗い用排水口から投入するだけ。その後、2時間以上放置して再度排水すれば完了です。なおタンク内の水に浸かっていない部分は洗浄できないため、タンクが開けられる場合は、本剤を投入後に掃除用ブラシなどでこすり洗いしましょう。



洗浄後、最初に流した水には油膜のようなものが見られましたが、2回目以降からは元通りになりました。洗浄中はトイレが使用できないためお出かけや就寝前に投入する必要はあるものの、イヤなニオイもなく、こんなにラクでいいの？と拍子抜けする手軽さ。便器の内側や出水管も同時に洗浄してくれるというのも嬉しいポイントです。

メーカーでは1週間に1包を目安に定期的な使用を推奨しており、1箱で8回分使用可能。手洗い機能がついていないタイプのタンクはフタを開ける必要があります。オンラインショップなどで購入でき、購入時の価格は990円（税込）。普段洗わない部分だから何を使ったら良いか分からない、という人は一度試してみてはいかがでしょうか？