
シャキシャキの食感とじわ~っと広がる苦み。今が旬のゴーヤは栄養価も高まり、お値段もお手頃になっているのでついたくさん買ってしまいます。

とはいえ毎日ゴーヤを食べるのも大変なので、使いきれないゴーヤは冷凍保存するのがおすすめ。好みで苦みも加減できる2通りの方法をご紹介します。
苦みの加減で2通り
シャキシャキとした食感と苦みを楽しみたい場合は、生のまま冷凍保存を。種とワタを取って5mm程度の薄切りにしたらさっと水にさらし、水気を拭いてフリーザーバッグで保存します。


苦みを抑えたい場合は、切った後熱湯で20秒ほど下茹でするひと手間を加えて。ザルにあげて冷めたら水気を拭き、同様にフリーザーバッグに入れて保存します。どちらもなるべく平らに入れて重ならないよう冷凍することで少量ずつ使いやすくなります。



加熱調理の際は凍ったまま使用してOK。両者を炒めて食べ比べてみたところ、下茹でした方は噛んだ時の苦みが和らぎ、後味にじんわり残る程度になっていました。茹でた方は食感もコリコリとやや歯ごたえが増す印象。

チャンプルー以外の調理法
油と相性の良いゴーヤはチャンプルー料理が定番。そのほかにも、マヨネーズで炒めると苦みがまろやかになるのでおすすめです。いつも同じ味になりがちなカレーに入れても夏らしいアクセントが加わって◎。
なおゴーヤは緑色が薄い方が苦みが少ないそうなので、少しでも苦みを抑えたい人は購入時にじっくり比べてみるのも1つの手です。どんなに暑くても終わると寂しい夏、ゴーヤを長く楽しむことで夏の終わりを延長してみては?