外見だけでは熟し具合が判別しにくいアボカド。真剣に選んだつもりが、切ったら酸化で黒ずんでいたりするとショックですし、このご時世スーパーでじっくり触って選ぶのもちょっと気が引けます。
そこで筆者が最近実践しているのが、「熟す前のかたいアボカドを買って家で追熟する」という方法。基本的に常温で保存すれば熟していくのでとっても簡単です。今回は、さらにひと工夫してよりスピーディーにやわらかくする方法をご紹介します!
アルミホイルで包む
まずはアルミホイルに包んで常温に放置するだけのお手軽な方法。ホイルに包むことでアボカド自身が発するエチレンガスが閉じ込められ、熟成が早まるそうです。まだ青っぽかったアボカドも1日で食べごろになりました。バナナと一緒に保管する
こちらはバナナを常備している人におすすめの方法。バナナのそばにおくことで、バナナから発生するエチレンガスを利用して熟成を早めます。バナナとアボカドを紙袋に入れて口元を軽く折り曲げ、ガスを適度に逃がしてあげるのがポイント。今回一番青かったアボカドも、2日でこのとおりつやのあるブラックに色づきました。ちなみにリンゴでも同様にできますよ。
冬場は冷蔵庫の上に
アボカドの熟成に適した温度は20度前後。夏場は室温で問題ありませんが、寒い季節は冷蔵庫の上がちょうどいい環境なので、スペースがあればぜひ利用して。なお放置したまま忘れないようご注意ください!熟したら冷蔵庫へ
アボカドは、全体がツヤのある濃い緑~ブラックに色づき、やや弾力のあるやわらかさになった状態が食べ頃。良い感じに熟したものの、すぐに食べられないという時は冷蔵庫に移すと追熟を遅らせることができます。なお環境によっては思った以上に早く熟す場合があるため、毎日確認すると安心です。食べ頃の見極めはある程度経験が必要ですが、今回ご紹介した方法を駆使すればアボカドのコントロールは自由自在。無駄にすることなく楽しんでくださいね!