気持ちをシャキッとさせる爽やかさが魅力のレモン。でも使い慣れていないと、「冷蔵庫に放置して古くなってしまった」、「皮を捨てるのはもったいない気がするけれど、特に使い道はないし...」などと悩む人もいるのではないでしょうか。
そんなレモン初心者の人に役立ちそうな裏ワザ3つをご紹介。レモンの果汁はもちろん、皮までムダなく活用できますよ。
レモンの簡単な絞り方
専用の絞り器がなくても大丈夫!電子レンジとフォークがあれば、レモン果汁を簡単に絞り出すことができます。
まずレモンを丸ごと、電子レンジ(500~600W)で30秒加熱。レモンを取り出したら半分に切り、果肉に数か所フォークを突き刺します。最後に、適当な容器に向けて果汁を絞り出したらOK。果肉が温まって柔らかくなることで、そのままよりはるかにラクに絞ることができます。
レモン汁の保存法

せっかくの絞りたてなのに、全部使いきれない...。そんな時におすすめなのがレモン汁の冷凍保存。製氷皿に分けて冷凍し、凍ったらフリーザーバッグに移します。製氷皿で凍らせることで少量ずつ使えるようになり、ドレッシングやパスタなどの風味づけに便利。酸味、香りとも絞りたてに負けません。


なお、絞らずに輪切りやくし形切りにして冷凍保存するのもおすすめ。常温や電子レンジで軽く解凍すれば絞るのも簡単。凍ったまま肉や魚の調理に使うこともできます。詳細は「いつでも香りフレッシュ!レモンは冷凍保存が便利」という記事で紹介しています。
レモンの皮で台所掃除
果汁を絞り切った後に残るレモンの“皮”。生ごみとして捨てる前に、電子レンジの掃除に役立てちゃいましょう!
果汁を絞った後のレモンを水とともに電子レンジで加熱。蒸気を充満させた後に拭き掃除をすれば、庫内に飛び散ったさまざまな汚れがごっそり取れます。レモンの皮とともに温めた水をつけながら拭くのも効果的。詳しい手順は「捨てないで!レモンの皮は電子レンジ掃除におすすめ」という記事で紹介しています。
ほかに、レモンの皮を台所のシンクに直接こすりつけて掃除するのもおすすめ。コップについた茶渋も、塩をまぶしたレモンの皮でこするときれいに落ちます。普段手が回らないさまざまな汚れを一気に片づけられますね。
1個100円程度で手に入り、料理にも掃除にもフル活用できるレモン。瓶入りのレモン汁を愛用している人も、時には青果コーナーのレモンをチェックしてみてはいかがでしょうか。