
夜の気温が下がる秋から春にかけて旬を迎える国産ブロッコリー。お値段も手ごろで栄養満点、彩りも鮮やかでまさに万能野菜ですよね。

ブロッコリーはそのまま冷蔵保存するとつぼみが開いて変色しやすいため、すぐに食べきれない場合は冷凍保存がおすすめ。生のままでもゆでてからでも冷凍できるので、おいしく保存するポイントや調理への活用法をご紹介します。
生のまま保存する場合
生でもゆでる場合でも、「よく汚れを落とす」「水気をしっかりふき取る」のが水っぽくならずおいしさを保つポイント。まず、ブロッコリーはため水の中に房を入れ、揺らすようにしてしっかり洗います。余裕があれば少し水につけておくと◎。

小房に分けたら、キッチンペーパーでしっかり水気を拭きます。凍るとつぼみが落ちやすいため、ひと握り程度に小分けしてラップで包み、フリーザーバッグに入れて冷凍します。



ゆでて保存する場合
カットしたブロッコリーを塩を入れたお湯で固めにゆでてザルにあげます(水っぽくなるので水に浸けるのはNG)。冷めてからキッチンペーパーで水気を拭きとり、フリーザーバッグで冷凍します。なるべく重ならないよう広げて冷凍すると1房ずつ取りやすくなります。

スープやシチューがおすすめ
冷凍ブロッコリーは電子レンジで加熱したり、ゆでたりしても食べられますが、少し食感が変わってしまうので凍ったままスープやシチューなどの汁物に加えるのがおすすめ。すぐに火が通るので仕上がりの直前に入れましょう。

ちなみにゆでてから凍らせたブロッコリーは、凍ったままマヨネーズをのせてお弁当カップに入れれば数時間で自然解凍され、ほぼ変わらない食感でいただけます。お弁当のすきまを埋めたい時に便利ですよ。

茎は生のまま
茎にも栄養が豊富に詰まっているブロッコリー。こちらも捨てずに、生のまま使いやすい大きさにカットして冷凍しておきましょう。えんウチでは茎を使ったおすすめレシピ「ブロッコリーの茎で作るザーサイ風おつまみ」もご紹介しているので、数株分ためておいてから一気に調理しても良いですね。

いずれの場合も保存期間は1か月程度。冬のあたたかメニューやお弁当に大活躍するのでたくさん手に入ったらぜひ活用してみてくださいね。