もっちりおいしい「すいとん」の作り方
材料 ( 4人分 ) | |
---|---|
強力粉 | 1/2カップ |
薄力粉 | 1/2カップ |
お湯 | 100ml前後 |
塩 | 1つまみ |
今年、長いおうち時間でパン作りなどに挑戦した方、“強力粉”が余っていませんか?今回は強力粉を手軽に活用できる「すいとん」の作り方をご紹介します。一度にたっぷり作っておけば、大掃除やおせち作りで忙しい年末の軽食にも役立ちますよ。
「すいとん」とは
すいとんは、小麦粉の生地を手やスプーンで食べやすく成形し、汁で煮たもの。地方によって呼び方や煮汁の味付けは様々ですが、日本各地で古くから親しまれている郷土料理です。今回はより“もちもち感”を出すため、強力粉を使うレシピをご紹介。材料
すいとん・ 強力粉 1/2カップ
・ 薄力粉 1/2カップ
・ お湯 100ml前後
・ 塩 1つまみ
※ 記事では薄力粉と半量ずつ使用していますが、強力粉だけでもOK
煮汁
・ だし汁、醤油、みりん
・ ニンジン、大根、里芋、ごぼうなどの根菜類
・ 豚バラ肉、油揚げ、長ネギ、舞茸などお好みの具材
作り方
1.薄力粉と強力粉、塩をボウルに入れて混ぜ合わせ、お湯を少しずつ加えてヘラや菜箸で混ぜる。2.ぽろぽろとまとまってきたら、耳たぶくらいの柔らかさになるまで手でこねる(粉っぽい場合はお湯で、べたつく場合は粉で調整)。
3.生地を丸めて濡れふきんやラップを被せ20分ほど休ませる。
4.休ませている間に汁を作る。だし汁に食べやすく切った野菜や肉、油揚げを入れて煮込み、火が通ったらみりんと醤油で味をととのえる(だし500mlに醤油大さじ1、みりん大さじ1/2程度が目安)。
5.別の鍋にお湯を沸かし、ひと口大にちぎった生地を中央が薄くなるよう平たくつぶしてゆでる。浮き上がってきたら冷水にとり、ざるにあげる。
6.ゆであがったすいとんを4の汁に入れ、中火で3分ほど煮込んで完成。
野菜や肉のだしを吸ったすいとんを汁とともにはふはふ食べると、体の芯からほっと温まる一杯。汁だけでなく鍋の具に加えるのもおすすめです。手間をかけたくない場合は生地を直接煮汁に入れてゆでてもOKですが、汁が粉っぽくなるのが気になる場合は別ゆでを。こねたりちぎったりする過程はお子さんも楽しめるので冬休みの手作りにぜひ♪