固まった砂糖をサラサラにする方法

使いかけの袋や調味料ポットの中でガチガチに固まってしまうことのある砂糖。最後に残った塊を、イライラしながらスプーンで削った経験はありませんか?

固まった砂糖をサラサラにする方法
ビクともしない…

今回は、そんな時に覚えておくと便利な裏ワザをご紹介。家にあるもので簡単にできる2つをご紹介します。


電子レンジで加熱

1つ目は、砂糖の塊を耐熱容器にのせて、ラップをせず電子レンジで短時間加熱する方法。加熱時間は固まり具合によりますが、30秒程度から様子を見てください。加熱し過ぎると溶けてしまう場合があるため、レンジのそばは離れずに。

固まった砂糖をサラサラにする方法

以下は50秒加熱したもの。スプーンで押してみると、ふにゃっと簡単に崩れました。急いで使いたい時にも便利な方法です。

固まった砂糖をサラサラにする方法

キッチンペーパーで加湿

急ぎでない場合や、電子レンジ加熱に不安がある場合はキッチンペーパーを使う方法がおすすめ。水で濡らして絞ったキッチンペーパーを保存容器とフタの間にはさみ、そのまま1~2時間放置するだけです。

固まった砂糖をサラサラにする方法
湿らせたキッチンペーパーを

固まった砂糖をサラサラにする方法
調味料ポットとフタの間に

固まった砂糖をサラサラにする方法
はさむだけ

こちらもガチガチだった塊がほろほろと崩れて効果てきめん!全体がふわふわになり、調理中のストレスが見事に解消されました。

固まった砂糖をサラサラにする方法

なぜ固まるの?

なお砂糖メーカーのパールエースによると、上白糖は結晶が細かく、水分を含ませしっとりさせているため、乾燥すると結晶同士がくっついて固まりやすくなるのだそう。

一方湿度が高過ぎても表面が溶けて固まる恐れがあるため、保存の際は密閉できる容器に入れ、冷暗所に置いて湿度の変化を抑えることがポイントです。今回ご紹介した方法を試しつつ、よく固まってしまうという方は今一度保存方法も見直してみると良いかもしれません。