洗った野菜やゆでた麺類の水切りに役立つメッシュザル(金網のザル)。網が少しずつほつれてきてしまったのを機に、代替品としてパンチングボール(パンチングザル)を買ってみました。
パンチングボールとは?
パンチングボールとは、小さな穴が均一に開けられたボール。網状でないため、ほつれたり破れたりする心配がないのが特徴。さまざまなメーカーから展開されており、筆者は「貝印 KAI パンチングボール(18cm)」を選びました。
野菜の水切りに使ってみたところ、特に問題なし。スパゲッティを入れた時は穴から1本するりと落ちてしまいましたが、許容範囲でした。使用後に洗うときは、メッシュザルより食器用スポンジが傷みにくい印象。ワイヤーと異なり、すぐ曲がってしまわないことも嬉しいポイントです。
注意点は?
何度か使ってみて感じたのは、「メッシュザルと比べて、水切れの良さは落ちる」ということ。ワイヤーより平面が多いため、ボールの内側に水気が残りやすいようです。
そのほか「穴が大きいため、お米など小さい食材は流れ出やすい」、「粉をふるったり、液体をこしたりするのに使えない」というネックも。パンチングボールとメッシュザルどちらも一長一短で、筆者は「両方揃えておくのが便利」という結論に至りました。
「メッシュザルはもう不要!」というほどではないけれど、長く使い続けやすいパンチングボール。「ザルの網がほつれてきちゃった」とお悩みの人は試してみてはいかがでしょうか。