
「iCup」は、最高品質の紙で作られた紙コップを、音伝導効率の高い美しい紐で結んだスマート糸電話。Apple っぽいロゴを付け、Apple 製品っぽい箱に入れられて販売される。

ジョナサンアイブ氏っぽく見えるよう努力した形跡が伺える
そんなことを Apple が許すはずがないと思う人もいるだろう。だが、Apple 共同創業者である Steve Wozniak 氏は、「iCups」をとても気に入っているそうだ。



「iCups」の操作はとてもシンプル。ただカップに向かって喋るだけの簡単操作で使用できる。喋ったあとはカップを耳に当てれば、相手の声が聞こえるという先進のテクノロジーを搭載した。

「iCups」の「iPhone」に対する圧倒的なアドバンテージはバッテリー。iPhone 使用者はバッテリーがあとどれくらい持つか、常に気にしなければならない。だが「iCups」であれば、バッテリー不要でほぼ永遠に使用可能だ。開発者の Mukhametshin 氏は、これは奇跡だと語っている。

iPhone 用の OS「iOS」では、「iOS 8.0.1」でトラブルが多数報告され、Apple が同アップデートを撤回するという問題が発生した。だが、「iCups」では、OS のアップデート問題に悩まされることはない。また、NSA による盗聴問題に悩まされることもない。さらに、のどがかわいたときには、コーラやビールを「iCups」に注ぎ、通常のカップとして利用することも可能だ。これは、iPhone には絶対に真似ができない画期的な機能と言えるだろう。
iPhone ファンと Android スマートフォンファンは、自分のスマートフォンが優れていることを主張しあい、時に喧嘩に発展することもある。そんなときにも「iCups」は役に立つ。喧嘩の現場に「iCups」 をさしだせば、みんなが笑顔になれること間違いなしだ。

kickstarter で集めた資金は、より品質の高い紙コップ、より音伝導効率の高い紐の開発に投資される。
