英国でケーブルテレビ局を運営するヴァージンメディアは、視聴者が寝落ちしたらテレビ番組を自動録画するブレスレット「KipstR」を発表しました。これがあれば、もう寝落ちで大事なシーンを見逃すことがなくなります。
「KipstR」は、パルスオキシメーターを使用して装着者の心拍数を計測するブレスレット。心拍数が低下した場合には、装着者が寝落ちしたと判断し、現在視聴されている番組の録画を開始します。視聴者が目覚めたときは、視聴者が寝落ちしたシーンから番組を再生する機能も持っているそうです。
ヴァージン・メディアは、今年のクリスマスから「KipstR」を試験導入するのだそう。その理由は、クリスマスの日には5人に1人が、ソファで寝落ちしてしまうからだそうです。
寝落ちの可能性が高いそうです
ヴァージン・メディアはこの他、「KipstR」を利用して、番組のどのような場面で視聴者の心拍数が上がるのか、などについても調査する予定だとしています。
「KipstR」って、素晴らしいシステムだなとは思うのですが、リスクもあります。ケーブルテレビ局から見れば、「あそこの視聴者、いま寝てるな」というのがまるわかり。悪用されたら、ちょっと怖いかも。
とはいうものの、同様のサービスが日本で開始されたら、導入してしまう気がします。だって、寝落ちって、気持ち良いですから。