大和ハウス工業から、城下町や宿場町などの歴史的地区向け伝統的賃貸住宅の販売が開始された。

歴史的街並みに調和する賃貸住宅を販売
歴史的街並みに調和する賃貸住宅を販売
 
現在、全国で89市町村・109地区の城下町や宿場町などが伝統的建造物群保存地区として指定されており、年々増加している。こうした地域は既存の土地や建物の固定資産税を非課税にするなど政府による税制優遇措置も行われており、土地オーナーの賃貸住宅建設需要も高まっているそう。
 
今回発売される賃貸住宅は、全国の街並み規制が厳しい地区に向け、自然素材「土・木・紙」を用いた在来工法での建築が特徴。外観には日本の伝統的な仕上材である漆喰(しっくい)の塗り壁や土壁が、屋根には三州瓦や淡路瓦による数寄屋風の切妻屋根や入母屋といった屋根形状が採用されている。
 
また、内装には畳やふすま、障子など日本の風情を感じさせる建具を用い、柱や梁の構造軸組材には国産材を活用するなど日本建築の技法や意匠を取り入れているそう。
 
さらに1階を店舗とした店舗併用型賃貸住宅や、金沢市・京都市などに多く見られる間口が狭く奥行きが深い短冊形の敷地にも対応可能としている。

町屋の風情漂う店舗併用型賃貸住宅
町屋の風情漂う店舗併用型賃貸住宅

なお同社では、化粧妻飾りや窓前格子、和形瓦などを採用した格調高い外観の2階建和風賃貸住宅「セジュールウィット 京和風」も同時に発売。和風の賃貸住宅商品の販売を強化していく。

鉄骨造2階建の「セジュールウィット 京和風」
鉄骨造2階建の「セジュールウィット 京和風」

和形瓦(左)や手洗いボウル(右)を採用
和形瓦(左)や手洗いボウル(右)を採用