そんな時人気キャラとまではいかないまでも、ちょっとでも“オシャレ”感を漂わせたいのがアラサー OL というもの。でもデコ弁グッズとして売られている抜型やゆで卵成型グッズは、どこか子どもっぽいものばかり…。
そこで今回ご紹介するのは、卵角型成型器「エッグフォード」。ゆでたまごを四角く成型するだけでなく、動物柄を付けることもできるのだとか!
片手に収まるコンパクトなケースの中には、スタンプのようなパーツと6種類のイラストプレートが入っています。プレートにはまるで子どもの頃使っていたおもちゃのような、かわいらしい動物柄。調理グッズには珍しい精巧なイラストに乙女心がくすぐられます。
早速ゆでたまごを用意して作ってみます。
今回使うのはウサギのプレート。ケースにセットしたら、殻をむいたできたての温かいゆでたまごを入れ、上から垂直にスタンプパーツを押し込みます。そのままふたを閉めて20分程放置。なお手早く成型したい場合は冷蔵庫に入れるといいそう。
元のイラストを知っているからウサギと分かるものの、表情がだいぶぼんやりしていて、ちょっとゾンビみたい。たまごが小さかったのではと思い、プレートを2枚にして再挑戦してみると
輪郭ははっきり出ているものの、やっぱり何かが惜しい。そもそもたまごが白くて分かりにくいのに、ニンジンとかまぶたとかディテールにこだわり過ぎなのではないかと思いつつ、悔しいのでプレートを変えて煮玉子でもやってみました。プレート2枚使用、思い切って1時間以上放置。
より陰影がくっきり現れ、イラストが分かりやすくなりました!でも、新聞はいらないんじゃないかな…。
◆結論:四角いだけでも十分面白い
というわけで、イラストプレートについてはあくまで“おまけ”と考えた方がいいかもしれません。特にお弁当はふたを開けた一瞬が勝負(?)なので白いたまごでは伝わりにくそう。ちなみに説明書では“熱いたまご”が推奨されていますが、冷たいたまごでも作れます(成型時間は長めにとってください)。
個人的にはこのキューブ型がガジェット風で好きなので、スター・●ォーズデザインとかが出たら買っちゃうかもしれません。
なおプレートを裏返して使えば、無地のキューブ型ゆで卵やおむすびが作れます!お弁当箱へのおさまりも良いのでオススメ。“いつも丸いものが四角いという”発想が斬新なので、これはこれでアリだと思います。
エッグフォードの価格は570円(税別)。東急ハンズなどで購入できます。