好きなジュースを入れて“もむ”だけで、簡単にフローズンデザートが作れるカップ「ハピモミ」。今年発売された商品ですが既に様々なお店でプッシュされており、新しいものに目が無い筆者も「アンジェ web shop」で早速入手してみました。同店での価格は1,480円(税別)。

これがあればもうアイスがいらない…?
これがあればもうアイスがいらない…?

ハピモミは、シリコンの外カップ、氷のうのような袋状の内カップ、ふた、ストロー付きスプーンなどのパーツで構成されています。


パーツごとに分解できるのでお手入れもラク
パーツごとに分解できるのでお手入れもラク

 
カップは2重構造
カップは2重構造

作り方は3ステップ。まず、ハピモミ本体を冷凍庫で6時間ほど冷やします。同時に冷蔵庫でジュースも冷やしておきましょう。

ここはちょっと我慢…
ここはちょっと我慢…

続いて、カップに好きなジュースを入れます。今回はまず間違いないと思われるマンゴー系ジュースを選びました。

ジュースも冷やしておくのがポイント!
ジュースも冷やしておくのがポイント!

あとはふたをして、カップの上から1分以上“モミモミ”するだけ(上部のキャップは開けておくこと)。

モミモミ…
モミモミ…

 
まだかな~(ニヤニヤ)
まだかな~(ニヤニヤ)

もみ続けること数分…あら不思議、ジュースがシャーベット状になりました!

ひんやり~っ
ひんやり~っ

付属のロングスプーンを使ってひとくち食べてみると、まるでカフェで売られているフローズンドリンクのようななめらかな口あたり!適度に喉も潤い、暑い日にピッタリのデザートです。ただジュースを凍らせただけではカチカチになってしまうし、ゼロからシャーベットを作ろうとしたら数時間かけて何回もかき混ぜなければならないので、それに比べたらものすごくお手軽です。

果汁100%だととってもジューシー!
果汁100%だととってもジューシー!

◆他にこんなドリンクも凍らせてみた

というわけで一瞬でハピモミの虜となった筆者。その後も色々試してみた中から、そのまま飲むよりもおいしかったドリンクをご紹介します。

基本的に何でもおいしいですよ
基本的に何でもおいしいですよ

・シュワシュワ×シャリシャリの新感覚!炭酸ドリンク系

炭酸ドリンクでハピモミを作ると、フローズン部分と凍っていない部分のシュワシュワが混ざり合い、刺激的でクセになる味わいに。特にエナジードリンク系はアイスでもあまりないフレーバーで、つい何度も作ってしまいました。

ドクターペッパー
ドクターペッパー

 
デカビタ。パンチのある味と冷たさで目が覚める
デカビタ。パンチのある味と冷たさで目が覚める

・暑い日はさっぱり!スポーツドリンク系
 
炎天下で遊んだり、運動したりした後はスポーツドリンク系で作ると涼みながら水分補給もできます。中でも爽やかなライチフレーバーの「世界の Kitchen から ソルティライチ」はハピモミ向き!フルーツジュースに比べると味は薄めですが、さっぱりとかき氷感覚で楽しめます。

熱中症対策もかねて
熱中症対策もかねて

・サワーやカクテルなどのアルコール

こちらは大人向けですが、カクテルやサワーなどの甘いお酒もオススメ。仕上がりは少しゆるめですが、そのままの濃さでキーンと冷たいフローズンドリンクになります。ただ、あくまでお酒なので間違って子どもが飲まないようご注意ください!

グラスに移してもオシャレですね
グラスに移してもオシャレですね

◆冷凍準備とお手入れに注意

ハピモミの注意点は、冷凍時間が長いので準備を忘れないようにすること。うっかり冷やすのを忘れた時はコンビニまでアイスを買いに走った方が早いです。また、内カップはひだがあってちょっと洗いにくいのですが、しっかり洗って常に清潔に保っておきましょう。

◆なぜフローズンになるの?

ところで、そもそもなぜこのカップでフローズンが作れるのでしょうか?始めこそ「不思議!」とはしゃいでいた筆者ですが、社会人らしく(?)真面目に仕組みを考えてみました。

商品情報によると、内カップの中の液体は「食塩水」。なので、凝固点降下により冷凍しても固まらず、“もめる”程度の柔らかさが保たれます。食塩水自体は氷点下まで下がっているので、飲み物を入れると急速に冷えて凍り始め、揉むことで砕けて“シャリシャリ”とした食感になるんですね。

理科の勉強にもなりますね
理科の勉強にもなりますね

◆何シーズンも使えるぞ

なお製造元のドウシシャでは交換用の内カップ(300円)も販売されており、使い捨てではないので安心。2種類のドリンクを混ぜたり、フルーツをトッピングしてみたり…この夏はとことん満喫したいと思います!

使い倒すぞ!
使い倒すぞ!