先週から西日本が続々と梅雨入りし、今年も日本列島があのジメジメとした嫌な季節へ突入していきます。

この時期、家の掃除で普段以上に気になるのが“浴室のカビ”。ネットリサーチ「DIMSDRIVE」が実施した「防カビ剤(お風呂掃除・浴室掃除)」に関する調査によると、お風呂でカビが生えたことのある場所の1位は「目地」で48.1%。以下、2位「ゴムパッキン」(46.5%)、3位「壁」(33.4%)と続き、どの家庭もだいたい同じ場所で悩まされているようです。


梅雨時期は特に気を付けたい浴室のカビ
梅雨時期は特に気を付けたい浴室のカビ

◆カビ予防の合言葉は“換気”!カビ取りにはアレを使う?

カビ取りや予防には市販の洗剤を使う人も多いかと思いますが、各家庭のカビ予防対策を尋ねたところ、ほかにも様々な方法が挙げられました。

中でも多くの人が実践しているのは「換気」。湿気を好むカビの対策としては基本中の基本ですね。これについては、換気扇と一緒に扇風機や浴室乾燥機を使うといった意見もありました。

このほか「壁や床に冷たい水をかける」、「壁や床の水気を取る」といった対策は早速今日からでも取り入れられそうです。

家庭でのカビ予防対策
家庭でのカビ予防対策

また自由回答では、お酢やわさびを水で薄めたもの、重曹水、消毒用エタノールをスプレーするという意見も。特に酸性の溶液は水あかや石けんカスなどアルカリ性汚れの中和に効きそうなので、洗剤が苦手な方は試してみてもいいかもしれません。

発生してしまったカビに関しては、バッグ・クロ―ジャー(食パンの袋を留めてあるクリップ)でこするとよく落ちるとか。つい捨ててしまいがちなアレ、こんな使い方もあるんですね。

カビと戦う方法は人それぞれ
カビと戦う方法は人それぞれ

◆意外と多い!?風呂掃除担当の男性は4割!

ちなみに「ほとんど毎日」お風呂掃除をするという人は全体で33.9%。掃除担当については、「いつも自分が掃除をする」という人は女性が66.7%、男性が41.5%だったとか。筆者宅でも男性が担当していますが、意外と重労働なので本当に助かります。

ダンナさんにお願いするときは、この結果を活用してください
ダンナさんにお願いするときは、この結果を活用してください

とはいえ、一度汚れをためてしまうと男性でも大変なお風呂掃除。少しでも負担が減るよう日頃から家族で協力してキレイに保ちたいものですね。

同調査の実施期間は4月17日~5月1日、対象は10代~70代以上の DIMSDRIVE モニター男女5,506人。