
Smeets さんのガールフレンド Liedewij さんは、ベッドで本を読むのが趣味。だがそのために、 ベッド脇のナイトテーブル上は本で一杯になり、他のものが置けなくなってしまった。また、ナイトテーブルの上に置かれたベッドサイドライトのスイッチも本の下敷きとなり、ライトスイッチをオン/オフするのが面倒になってしまったそうだ。
「LiliLite」はこの問題を解決するために Smeets さんが製作した本棚&読書用ライト。“谷”になった部分が本棚になっており、ベッドで読む本をセレクトしてここに置けば、ナイトテーブルが本から解放される。

“山”になった部分はブックマーク。今読んでいるページを開いたままここに置けば、次に本を手に取ったとき、すぐに続きから読めて便利だ。

「LiliLite」の最大の特徴は、この山になった部分に隠されている。ここに置いた本を手に取ると、自動的にライトがオンになるのだ。本を読むためにライトの電源を探し、スイッチをオンにする必要がない。また、本を置けばライトは自動でオフになるので、すぐに就寝できる。


「LiliLite」はまた、ベッドルームをすっきりときれいに保つ手助けもしてくれる。部屋をすっきりと保つコツは、本をできる限りまとめて置くこと。「LiliLite」をベッドルームに設置し、ベッドで読む本はここにしか置かないことにすれば、床やテーブル上に本が散乱することはなくなる。

Smeets さんは現在、「LiliLite」の市販化に向けてクラウドファンディングサイト kickstarter で出資者募集のキャンペーンを実施中。記事執筆時点では、139ドルの出資で「LiliLite」を入手可能だ。入手に必要な金額はキャンペーンが進むにつれて上昇し、終了後の市販価格は170ドルとなる予定。出荷時期はクリスマスプレゼントに間に合うよう、2015年の11月頃を予定している。

(画像は、子ども部屋に「LiliLite」を設置した例)