
ラテクレマ システムとは、「ミルクが最も甘くなる60~65℃の抽出温度」、「泡のクリーミーさを一番実感できる液体との黄金比」、さらに「ベルベットのようなきめ細かい泡」の3つの特徴でミルクメニューを作る同社の特許技術。7月中旬の新製品発表会で実際にカプチーノを試飲させてもらったが、挽きたてらしい芳醇な香りとまるでクリームのような口あたりの泡、濃厚なミルクの甘みがバランス良く揃っており、お世辞ではなく家庭で飲むコーヒーのレベルを超えていた。

またカフェジャポーネは、ドリップコーヒーが主流の国内コーヒー市場に合わせ開発された日本独自の機能。豆の蒸らしや2度挽きなどを施すことで、エスプレッソの旨味とドリップのキレを融合した“特別な”レギュラーコーヒーが楽しめるそう。
デザイン面では、初心者も簡単に扱えるよう一目で分かるメニューアイコンや、ボタンを押すだけというシンプルなオペレーションを採用した。予め5種類のカフェメニューが設定されており、ワンタッチで2倍量にすることも可能。

(画像は電源OFF時)
各パーツは簡単に取り外しでき、ミルクタンクはそのまま冷蔵庫のポケットにも入れられるスリムデザイン。本体サイズはW430×D238×H350mmで、日本の狭い台所やダイニングを圧迫しないようコンパクトに設計されている。重さは9.0kg。


最近は“サードウェーブコーヒー”などの影響により、ハンドドリップグッズやコーヒーマシンなど自宅で飲むコーヒーにこだわる人が増えているそう。本格的なコーヒーを楽しみたい人にとって、同製品は検討の価値がある1台だろう。※価格はオープン