良い眠りは、良い環境から
良い眠りは、良い環境から

本日9月3日は「睡眠の日」。最近急に涼しくなったので、慌てて毛布を出してきた人も多いのではないでしょうか?

毎日使う寝具ですが、意外と自己流でお手入れしがち。そこで今回は、東京西川・日本睡眠科学研究所認定のスリープマスター 杉原桃菜さんが推奨する衛生的な寝具のお手入れ方法をご紹介します。

■一日中干しっぱなしはNG!?

睡眠中、人は体温調節のため約コップ1杯分の汗をかきます。そのため寝具には湿気がこもりやすく、こまめに干して逃すことが重要なのだそう。

寝具には湿気がたっぷり
寝具には湿気がたっぷり

天日干しの際は、午前10時頃~午後2時頃の間の2時間程度がベスト。午後3時以降や雨の翌日は空気中に湿気が多いので、できるだけ避けた方が良いそうです。またとりこむ時に叩くと中身の素材が傷むため、表面のホコリをブラシで軽く払う程度にしましょう。

■アイテム別寝具の干し方

羽毛ふとん/合繊ふとん
普段は風通しの良い日陰に干し、月に1~2回天日で干します。日に干す場合は、傷み・汚れ防止のため必ずカバーをつけて。

真綿ふとん
日光に弱いデリケートな素材なので、風通しのよい日陰にカバーを掛けて干します。

敷き寝具
裏面に湿気が溜まるため、敷きっぱなしは厳禁。ウレタン素材は壁に立てかけ、裏面を風にあてます。木綿わたは放湿性に乏しいので日に干すことが必須。日に干すことでふっくらとした状態に戻るそう。

毛布
ウール、シルク、アクリル素材は時々風にあてるだけで十分。綿毛布は頻繁に陰干しをし、乾いたら丁寧にブラッシングをすると風合いも良くなるそう。


こまめに干して湿気をとります。詰め物の素材によって日干し可能、陰干しのみ、洗濯機で丸洗いできるものなどがあるので、取り扱い絵表示に従って正しいお手入れを。

このほか、寝具を汚れから守るカバーリング類も、1週間に1回は洗濯していつも清潔に保ちましょう。

■効果的なダニ対策は?

寝具のお手入れで気になるのはやっぱりダニ。ダニは寝具の内部で繁殖し、死骸やフンがアレルギーの原因になります。繁殖する条件は温度よりも湿度が大きく影響するので、天日干しだけではダニ対策には不十分だそう。ふとんを軽く叩いて表面に掃除機をかけると、表面に浮き出たダニやダニの死骸、フンが取り除け、増殖を抑えられるそうです。防ダニ加工やアレルバスター加工を施した寝具を選ぶことも有効だとか。

ちなみに、ダニが好まない素材の寝具は、合繊掛けふとん、羽毛ふとん、ウレタン敷きふとん・マットレスなどだそうです。

合繊ふとんはほこりも出にくいそう  (画像は東京西川の「ふわり~な」)
合繊ふとんはほこりも出にくいそう
(画像は東京西川の「ふわり~な」)

素材によって意外と異なるお手入れ方法。筆者はそもそも使っている寝具の素材をよく分かっていないことに気づいて反省しています…。皆さんも秋冬の寝具を準備する際はぜひ参考にしてください!