最近はちょっとしたクラゲブーム。新江の島水族館、エプソン アクアパーク品川、鴨川シーワールドなどの水族館は、いずれも昨年から今年にかけてクラゲ展示施設をリニューアルしています。東京スカイツリータウンのすみだ水族館では、蜷川実花氏がプロデュースした「クラゲ万華鏡トンネル」なんてイベントまで開催しているほど。

こんにちは!  いまブームのクラゲです
こんにちは!
いまブームのクラゲです

でもなぜクラゲがブームなのでしょうか?その理由は、どうもクラゲの癒し効果にあるみたい。くらげ普及協会のWebサイトには、新江ノ島水族館の飼育員から聴いた話として、次の記載があります。

「土曜日になると、サラリーマン風の男性がクラゲの水槽の前に座り込み、しばらく見ては帰るというものでした。癒されているのでは?というのです。」

ゆらゆらゆれて
ゆらゆらゆれて

癒し効果があるかもしれないクラゲ。どうせなら、お部屋で飼って、毎日癒されたいですよね。

いろんな人を癒してます
いろんな人を癒してます

ベルギーのThe Darwin Sectは、クラゲの飼育キット「Darwin Tank」を開発しました。「生きたスノードーム」というコンセプトで開発されており、これまでの家庭用飼育キットよりも水槽が美しく、お部屋のインテリアとして設置できるのが特徴です。

確かにスノードームっぽい!  ライトアップすると、一段ときれいです
確かにスノードームっぽい!
ライトアップすると、一段ときれいです

「Darwin Tank」の水槽が美しい理由はそのデザインと素材。水槽内の水と外の空気の間に境目がなく、一続きに見えるよう、非常に薄いアクリル素材が使用されています。ぼんやりと眺めていると、部屋の中にクラゲが浮かんでいるように見えるのだとか。

部屋の中にクラゲが浮かんでいる?
部屋の中にクラゲが浮かんでいる?

クラゲ水槽でもっとも大事なのは、どうやって中の水をろ過するか。クラゲは泳ぐのがうまくないので、水流が発生するとそれに流され、ろ過装置に吸い込まれてしまうのです。吸い込みを防ぐために水流をどうコントロールするか?これがクラゲ水槽作りにおける最大の課題です。

朝になるとクラゲが一匹もいない  「クラゲ飼育あるある」の1つです
朝になるとクラゲが一匹もいない
「クラゲ飼育あるある」の1つです

The Darwin Sectは、フォン・カルマン流体力学研究所のJeroen van Beeck教授からアドバイスを受け、この課題を解決。美しいデザインと、クラゲがろ過装置に吸い込まれてしまわない機能の両立に成功しました。

難しくてよくわかりませんが、多分、すごいことなのだと思います
難しくてよくわかりませんが、多分、すごいことなのだと思います

とはいえ、「Darwin Tank」にはがっかりポイントも。ろ過装置に市販のものが使用されているのです。The Darwin Sectによるおススメろ過装置は、JBL CristalProfi e401。これを水槽下に置かなければなりません。隠しておけば見えないとはいえ、おしゃれとはいえないデザイン。しかもちょっと大きすぎですね。もっと小さく、美しいデザインで、音の静かなろ過装置も開発して欲しいところです。

この美しい水槽下には
この美しい水槽下には


こんなの、隠されてます
こんなの、隠されてます

The Darwin Sectは現在、「Darwin Tank」の市販化に向けてクラウドファンディングサイトkickstarterで出資者募集のキャンペーンを実施中。記事執筆時点では、1,500ユーロ(約20万円)で「Darwin Tank」1セットを入手できます。出荷時期は2016年3月頃の予定。キャンペーン終了後の市販価格は1,800ユーロ(約24万5,000円)程度になる見込みだそうです。

草原とクラゲ  シュール?
草原とクラゲ
シュール?

癒されるのって、お金がかかるんですね。彼氏・彼女を誘って水族館に通った方が、安上がりかもしれません。もっとも、そんな相手がいる人はクラゲによる癒しなんて、要らないのかもしれませんけど。

彼氏・彼女を誘って水族館に…
彼氏・彼女を誘って水族館に…

……。
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