ミクシィグループのDiverseは、結婚支援サービス「youbride」会員を対象にアンケート調査を実施。初デートで好感をもたれる/嫌われるポイントを明らかにした。


■初デートでチェックするのは、男女ともに「服装」
「初デートのときに、相手のどこを気にしますか?」という質問に対しては、男女とも「服装」が1位となった。特に、女性では83.7%が服装を気にしていることがわかる。また、女性は男性の「話し方」(73.0%)や「言葉遣い」(70.2%)、「店員への対応」(69.7%)など、コミュニケーションの仕方を気にしている人が多いのに対し、男性は「体形」(59.1%)、「容姿」(56.3%)など、見た目を気にする傾向にあるようだ。



その他、女性は「体臭」(67.4%)、 「口臭」 (53.9%)など臭いに敏感であることもわかった。

各回答を選んだ理由は次の通り。

・服装:「相手に対する誠意はもちろん、その人の性格、金銭感覚、生活の様子もある程度想定できるから」(20代/女性)
「清潔感、センス、雰囲気がわかるものだと思うため」(30代/女性)
・話し方:「会話はコミュニケーションで1番大切な事だし、話し方で印象も大分変わります。お付き合いしていけるかの判断材料としてとても気になります」(30代/女性)
・店員への対応:「店員さんへの対応や道を聞かれる等で唐突に話しかけてきた人への態度に普段の性格が出ると思うので」(20代/女性)
・体形:「自分の好みとかけ離れた体型は他がどんなに完璧でも無理だから」 (20代/男性)
・体臭:「体臭が合わない人とは近い距離で過ごすことが難しいので」(30代/女性)
「臭いのキツイ人は一緒にいられない」 (30代/女性)
・口臭:「臭いのは無理」 (30代/女性)

■“上から目線”は嫌われる
「相手から聞きたくない話題や内容」について尋ねたところ、男女共に「上から目線での会話」が1位になった。女性では「ネガティブな話」(55.1%)、「下ネタ」(50.6%)などが男性より上位になっている。


男性は「無言」(43.7%)が上位に。会話が途切れてしまうことを嫌がる男性が多いことが分かった。また、「過去の恋愛」についても、男性の方が聞きたがらない傾向が強いことも明らかになった。

各回答を選んだ理由は次の通り。

・上から目線での会話:「自分が一番で他人はみんな馬鹿だと思ってるのが話し方に出てしまうから」(30代/女性)
・下ネタ:「相手の印象が悪くなるし、そういう目的なのかと思ってしまう」(20代/女性)
・無言:「疲れる。その気がないのかと思って、こちらの気分も落ちる」(30代/男性)
「会ってイメージが違って興味をなくしているのかなと感じる」 (20代/男性)
・過去の恋愛:「比較されるのが嫌なため」(20代/男性)

■初デートは「カフェ」が人気 ~ 性格が合わなくても短時間で終わらせられるから?
「初めて相手と会う時はどの場所が良いですか?」という質問に対しては、男女とも「カフェ」がダントツの1位となった。また、男性は「公園」「水族館」などが女性より順位の高い傾向に。一方女性は「食事(イタリアン)」「食事(和食)」「食事(フレンチ)」と、座って食事をしながら会話を交わし、相手のことを知りたいという傾向にあるようだ。


各回答を選んだ理由は次の通り。

・カフェ:「合わないなら短時間で切り上げられるし、合うなら次に行くことを提案しやすいから」(30代/女性)
「まずはお酒は飲まず、ゆっくり話をしたいから」(30代/女性)
・食事(イタリアン):「堅すぎないのでかしこまることもなく、シェアする料理も多いので食事マナーなども見れるから」 (30代/女性)
・食事(和食):「お箸の持ち方をチェックできるし、テーブルマナーの良し悪しが一番に分かるから」(20代/女性)
・水族館:「話題に困らないから」(40代/男性)


■初デートでの「良かった!」エピソード
実際に初デートをした際、「すごく良かった」エピソードを自由回答形式で記入してもらうと、男女とも「相手を不快にさせない清潔感」と「相手を気遣う会話、行動」が好印象を与えるポイントであることが明らかになった。また、女性には男らしく引っ張っていってくれる男性が人気のようだ。

「すごく良かった初デートのエピソード」は次の通り。

・「待合わせの時に満面の笑顔で「こんにちは」と挨拶されると、非常に好感触です。また、食事中も常にポジティブな話題を出し続けてくれると楽しいです。過去、お付き合いをした方はいずれも上記2点が当てはまっています」(20代/女性)
・「オシャレなカフェに連れて行ってくれて当然のような流れで奢ってくれた人は大人っぽくてすごいなぁと感じた。その方の服から石けんのいい匂いしてたのが印象に残ってます」(30代/女性)
・「食べに行ったお店で、店員さんへの対応が良くて、店員さんと仲良く話をしてるのを見て、相手の印象が上がった」(20代/女性)
・「食事前のカフェではドリンクを席に持っていくときや帰り際にゴミを捨てるとき、全てコップやゴミを持ってくれて、私が持とうとすると、いいよ!俺やるから!と言ってとてもレディーファーストだった。≪中略≫ 帰るときに次に会う約束を具体的にしてくれて嬉しかった 」(20代/女性)

■最悪だった初デートのエピソード
実際に初デートをした際、「最悪だった」エピソードも調査。「清潔感の無さ」「自分のことし考えていない態度」、そして「マナーの悪さ」が嫌になったというエピソードが多かった。

最悪だった初デートのエピソードは次の通り。

・「姿勢が悪い、爪が伸びているなど、外見が受け入れられないことが多かった。 話が盛り上がらない、無言が多いなど、女性の前なのにまったく男らしさがなかった」(20代/女性)
・「とにかく喋ってくれない。こちから話題を振っても回答するだけで、話が広がらなかった。 正に面接状態で苦痛そのものでした」(30代/男性)
・「友人の紹介でご飯に行って、そのあとも2人で行った時にも食べてる時の咀嚼音が気になって、その方も良い年だったので少し引きました」(20代/男性)
・「背が高くてお洒落な人だったけど、ガムをクチャクチャ噛んでいて、ふわっと口臭がしてきつかった。初対面なのにボディタッチが多くて馴れ馴れしい、気持ち悪くてもう会いたくないと思った」(20代/女性)

調査は2015年10月23日から28日にかけてインターネット調査形式で実施された。調査対象はyoubride会員20代~50代の未婚男女425人。内訳は男性247名、女性178名だった。