職場や電車内で咳き込む人が増え、今年も体調管理が気になる季節がやってきました。インフルエンザワクチンの接種費用が値上がりしたというニュースもあり、小さいお子さんやお年寄りのいる家庭では気が気じゃないと思います。

風邪の予防に欠かせないアイテムの1つがマスク。今回はマスク売り場にずらりと並んだ商品の中から、最近の傾向に合わせて注目アイテムをピックアップしてみました。これから買い占めようかな~という方はぜひ参考にしてください!


■傾向その1:ウイルスを徹底防御!

近年ほとんどのマスクに共通して書かれている“99%カットフィルタ”の文字。中でも玉川衛材「フィッティ」シリーズの新商品「フィッティ 吸着分解マスクスーパーフィット」は、先進素材「光触媒チタンアパタイト」を使用したフィルタが採用されているそう。空気中の有害物質を高い吸着力でとらえ、太陽の光によって分解するとか。

よく分からないけどすごそう
よく分からないけどすごそう

実際に目で確認できないのが残念ですが、もう1つの特徴は裏側に施された新形状「フィッティシールド」。口周りに合わせ丸くカットされたガーゼが重ねてあり、これが両サイド、鼻、あごのラインにフィットしてスキマができにくくなります。

内側に穴がぽっかり
内側に穴がぽっかり

なるほど、これは侵入し無さそうだ
なるほど、これは侵入し無さそうだ

着用してみるとかなりピッタリと密着し、呼気が漏れないため適度に湿った状態が続きます。

サイドの密着感が半端ない
サイドの密着感が半端ない

鼻ワイヤーのフィット感も高く、4隅が丸くカットされているため密着による不快感もありません。ただ、口を大きく開くとズレやすいのでマスクを着けたまま頻繁に話す人は気になるかも。

そのほか店頭では、ユニ・チャームの「超立体マスク」やコーワの「三次元マスク」シリーズなどおなじみの顔ぶれが今年も揃っています。
 
12月7日にはディズニーデザインの「三次元マスク」も登場
12月7日にはディズニーデザインの「三次元マスク」も登場

なお高機能マスクも顔にしっかりフィットさせないとその効果が発揮できません。まずは鼻の形を合わせてから左右の耳ひもかけ、最後に顔の大きさに合わせてあごの下までしっかりかぶせるようにしましょう。

■傾向その2:女子力低下どころかむしろアップ

いまや女性向けに小さめマスクを展開するのは当たり前、色や香り付きのマスク、持ち運び用の専用ケースまで並び、売り場はだいぶ華やかになりました。

「白元 be-style(ビースタイル)」は、見た目をスッキリ見せてくれるという女性用マスク。内側にはメイクが付きにくく優しい肌触りの不織布が採用されており、唇が付きにくい立体構造になっています。

“小顔”は女性の永遠の願い
“小顔”は女性の永遠の願い

昔から丸顔の見本のように言われてきた筆者には頬の部分が若干窮屈でしたが、口元には確かに余裕がありました。

横から見ると動物みたい?
横から見ると動物みたい?

なお同様のコンセプトでアイリスオーヤマからは今年「美フィットマスク」が登場、ユニ・チャームからは「小顔にみえマスク」が1月中旬の発売予定。マスクはやむを得ず着ける場面が多いですが、ちょっとでも美人に見えたら嬉しいですよね。

大きめサイズもある「美フィットマスク」
大きめサイズもある「美フィットマスク」

「小顔にみえマスク」(2016年1月中旬発売予定)
「小顔にみえマスク」(2016年1月中旬発売予定)

続いては女性に人気の“アロマ”を取り入れたマスク。コーワの「ほんのりハーブが香るマスク」は、使用前にマスクを軽く叩くことで内側に閉じ込められたマイクロカプセルがはじけ、香りが持続します。香りが強過ぎることもなく、周りにも迷惑をかけずにプライベートアロマ空間の完成です。

満員電車でも便利
満員電車でも便利

マスクにもほんのり色が付いています
マスクにもほんのり色が付いています

また、内側にはツルツルとした“プロテクトコート”が施され、メイクが付着しにくい配慮もされています。

内側はツルツルした手触り
内側はツルツルした手触り

なお香りの好みが合わないと不快に感じる可能性があるので、まずは友人と分けるなどして色々試してみても良いかもしれません。

最後に筆者が今一番気に入っている「フィッティ シルキータッチモア」をご紹介。こちらも玉川衛材の新商品ですが、商品名のとおり口元側の肌触りがシルクのようになっているのが特徴です。乾燥肌で刺激に弱い筆者の肌にもやさしく、“長時間着けていたくなる”マスクでした。

自転車の風よけに伊達マスクにしても良いくらい
自転車の風よけに伊達マスクにしても良いくらい

ちなみに今回着用したものはすべて1日中つけっぱなしにしていましたが、耳が痛くなることはありませんでした。お徳用マスクに比べると少々値が張りますが、それぞれ“ここぞという時”に選ぶ価値はありそうです。