MVPはあの白いやつ
MVPはあの白いやつ

ナビスコのロングセラークラッカー「リッツ」。筆者の大好物で、何もつけずに1箱余裕で食べきれる。

非常食にも入れてる
非常食にも入れてる

今“何もつけずに”と書いたが、リッツの食べ方といえば様々な具材をのせオードブルとして楽しむ「リッツパーティー」が有名だろう。宅飲みくらいしか縁がない筆者にとっては憧れでもあり、また普段買わないような食材をちょっとずつ使うので、何だか不経済なイメージだ。あんまり味のしないチーズとか、上にちょこんとのせる葉っぱみたいなやつとか…。


「リッツパーティー」のgoogle画像検索結果  圧倒的オシャレ
「リッツパーティー」のgoogle画像検索結果
圧倒的オシャレ

箱の裏のレシピ  ヤリイカのバターソテーを作るなら、もうそのまま食べたい
箱の裏のレシピ
ヤリイカのバターソテーを作るなら、もうそのまま食べたい

そこで、筆者のような庶民でも気軽にできるリッツパーティーを考えてみた。用意するのは安くておいしい、そう、駄菓子だ。

今宵はリッツパーティー feat.DAGASHIをお届けするぜ!
今宵はリッツパーティー feat.DAGASHIをお届けするぜ!

子どもの頃好きだった駄菓子を買ってきて(テンションが上がってちょっと買い過ぎた)、自由にリッツへのせていく。色彩豊かな駄菓子が、リッツという黄金色の台座を宝石のごとく彩る。頭の中で味の化学反応をイメージしながら、どうすればオシャレに見えるかも考える。途中でつまみ食いもできる。…これ、想像以上に楽しいぞ。

カオスの中から
カオスの中から

美しい駄菓子リッツが生まれる
美しい駄菓子リッツが生まれる

乾きものが多い中、大活躍したのがヨーグル。クリームのようにリッツと具材をつなぎ、爽やかな酸味はリッツとの相性も良い。勝手に今回のMVD(最優秀駄菓子)としたい。

これかモロッコヨーグルの2種類だったよね
これかモロッコヨーグルの2種類だったよね

白が良いアクセントになる
白が良いアクセントになる

みつあんずをオン
みつあんずをオン

◆オススメアレンジ ベスト3

さて、駄菓子リッツについては恐らく初心者がほとんどだと思うので、筆者が試した中でオススメの組み合わせを紹介する。

3位 うまい棒(チーズ)×うまい棒(サラミ)

恐ろしく安価だが本格的なオードブルの味
恐ろしく安価だが本格的なオードブルの味

見た目のオシャレさにはやや欠けるが、一気に口に放り込むと脳内にチーズとサラミののったオードブルがプロジェクションマッピングされる。やおきんさんの味の再現度、半端ない。なお口の中の水分が一気になくなるので、ビールなどで潤そう。

水、水っ
水、水っ

2位 ヤングドーナツ×ヨーグル

ひと口でほおばろう
ひと口でほおばろう

そのまま食べても十分おいしいヤングドーナツに、“サクサク”という食感とさわやかなヨーグルが加わって新感覚のスイーツに。3時のティータイムに出せば、ママ友も(色んな意味で)ビックリすること間違いなし。

1位 ねるねるねるね

オンリーねるねるねるね
オンリーねるねるねるね

意外や意外(?)、数々のレジェンド駄菓子を押しのけて1位に輝いたのは、ある程度の世代ならCMもおなじみ“ねっておいしい!ねるねるね~るね♪”だ。

 色が変わる秘密はパッケージに書かれている
色が変わる秘密はパッケージに書かれている

今回はぶどう味を使ったが、練る段階のワクワク感、見た目のファンシーさ、そして甘酸っぱいクリーム風の何かとリッツとの相性という3点で非常にバランスがとれていた。

うわ~ひさびさ~
うわ~ひさびさ~

そのほか、たらたらしてんじゃね~よ×ベビーチーズ×海苔、わたパチ、焼いも羊かんなども健闘していた。一方、残念ながら梅ジャムはイマイチだったので参考にされたい。やっぱりあの薄いせんべいがベストパートナーだ。

おいしいけど、他の具材も使っているのでランク外
おいしいけど、他の具材も使っているのでランク外

パーティー中に口がパチパチ鳴ってるおもしろさ
パーティー中に口がパチパチ鳴ってるおもしろさ

◆皆で作るのがオススメ

オードブルというと、パーティーに来たら既にテーブルに並んでいて、皆がつまんでいる間に奥さまが急いでメイン料理を仕上げるイメージ。だが駄菓子リッツは、缶ビール片手に皆でわいわい作ったほうが断然楽しい。材料費が激安なのも何より嬉しいポイントだ。

そして、やはり称えるべきはどんな変化球(食材)もストライクゾーンで受け止めてくれるリッツの懐の深さだろう。これからも肩ひじ張らないリッツパーティーを追求していきたい。

たまにはこういうのもアリ
たまにはこういうのもアリ