
「ペットボトルカッター」は、ペットボトルを“リユース”するためのツール。まるでリンゴの皮をむくように、ペットボトルを“むいて”細いロープに加工できます。


使用するには、ペットボトルの底部分をカッターなどで切断し、「ペットボトルカッタ―」に挟んで半回転。ロープの端が出てくるので、これを掴んでひっぱります。すると、ペットボトルがくるくると回転を始め、切断されてロープへと加工される仕組みです。

「ペットボトルカッタ―」に挟んで、ロープの端を引っ張れば

こうして作られたロープは、細くてもびっくりするくらい丈夫なのだそう。数本束ねれば、クルマの牽引にも使えるのだそうです。



手芸の材料として使うにもぴったりだそうですよ。


ロープの太さは自由に設定可能。エネルギーを使わずにリユースできるのが最大の特徴です。

開発したのは、フランスヴェルサイユに本拠を置くPavel & Ian。同社は「ペットボトルカッター」の商品化を目指し、クラウドファンディングサイトkickstarterで出資者募集のキャンペーンを実施中。8,500ユーロの調達を目指していましたが、すでに19万ユーロ以上の資金を集めています。「ペットボトルカッター」の入手には20ユーロの出資が必要。日本への配送料などが別途必要となります。出荷は2016年6月に予定されています。
