朝入れて、お昼になってもとけません
朝入れて、お昼になってもとけません

飲み物やアイシングなど夏場のスポーツシーンに欠かせない氷。子どもの野球やサッカーチームでは当番制を導入しているところもあり、持ち運びに苦労している保護者の方も多いのではないでしょうか?

3月に発売された「サーモス 真空断熱アイスコンテナー」は、そんなニーズに応えて開発された氷用の魔法びん。ステンレス製の真空断熱構造で、氷を長時間とかさずに持ち運びできるとか。


サーモスおなじみの真空断熱構造
サーモスおなじみの真空断熱構造

フタを開けると中には小さな容器(各700ml)が2つ入っており、この中に氷を入れて使います。本体に直接入れないことでよりとけにくくなり、出し入れしやすいのもポイント。

中には内容器が2つ
中には内容器が2つ

ところで、“長時間”とは実際どのくらいもつのでしょうか?製氷機で作った氷を入れて検証してみました。

小さめの氷(左)と大きめの氷(右)をそれぞれ容器の7分目くらいまで入れています
小さめの氷(左)と大きめの氷(右)をそれぞれ容器の7分目くらいまで入れています

セットして検証開始
セットして検証開始

暖かい室内で6時間以上放置した後、開けてみると…確かにまだ残ってます!

午前10時30分に開始
午前10時30分に開始

その後室内は25度近くまで上昇
その後室内は25度近くまで上昇

午後5時。まだちゃんと“氷”の状態です!
午後5時。まだちゃんと“氷”の状態です!

上段に入っていた容器には水がたまっていましたが、下段はほぼ最初と変わらない状態をキープ。これなら家で作った氷も会場までしっかり運べそうです。

上段はちょっととけましたが、氷も健在  なるべくたくさん入れたほうがとけにくいかも
上段はちょっととけましたが、氷も健在
なるべくたくさん入れたほうがとけにくいかも
 
このほか、下段に氷、上段に氷のうやゼリー飲料を入れて冷やしておくといった使い方もできるそう。筆者は保冷剤とアイスを入れて家まで30分くらいかけて運んでみましたが、アイスも保冷剤も無事持ち帰れましたよ。

クーラーボックスや
クーラーボックスや

アイスのまとめ買いにも地味に役立つ
アイスのまとめ買いにも地味に役立つ

本体の重さは約1kg。ストラップの長さが調整できるので、肩から掛けてしまえば気にならない重さです。個人的には本体にも取っ手がついているとより使い勝手が良さそうだと思いました。

これからの季節、スポーツシーンはもちろんお花見やバーべキューなどアウトドアシーンでも活躍しそうなアイテム。カラーバリエーションは2色で、価格は8,000円(税別)です。

クールな2色
クールな2色