■5月6日深夜の天気は?
6日深夜~7日の早朝は、日本の東の海上に中心を持つ高気圧に覆われ、北・東日本の太平洋側や西日本の日本海側では流れ星を観測できる見込み。
北・東日本の日本海側と西日本の太平洋側は海から流れ込む湿った空気の影響で雲が多くなるため、雲の隙間を狙っての流星観測になりそう。沖縄は前線の影響で雲が多く、先島諸島では雨の可能性もある。
今後の高気圧の位置次第で、観測可能なエリアは変化する。最新の情報については、ウェザーニューズのPC向け特設サイト「みずがめ座イータ流星群2016」、スマートフォン向け特設サイト「みずがめ座イータ流星群を楽しもう」、およびスマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」内の「星空Ch.」で確認されたい。
■みずがめ座イータ流星群とは?
「みずがめ座イータ流星群」の母天体は「ハレー彗星」で、南半球では1時間に50個程度の流星が出現する。流れるスピードが速く、青白い流星が多いのが特徴。北半球の日本では放射点が昇るのが6日25時と遅く高度も低い。だが、今年は月明かりの影響が少ないため、日本でも観測を楽しめそう。放射点は、東の空に見えるみずがめ座の「三つ矢マーク」のすぐそば。そこから上に向かって光がのびる様子を観測できる。観測ピークは、5月6日午前5時頃。

(画像はウェザーニューズの Webサイトより)
■「SOLiVE24」で生中継
同社が運営する24時間ライブ放送番組「SOLiVE24」では、5月6日23時から7日4時にかけて特別番組を放送。南半球のニュージーランドと日本(2か所を予定)から流星を生中継する。
番組は、PC向けサイト「ウェザーニュース」およびスマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」の「SOLiVE24 Ch.」のほか、テレビ(BS 910ch)、YouTube「weathernews」、ニコニコ生放送で視聴できる。