5月6日には「みずがめ座イータ流星群」が観測ピークを迎える観測は可能なのだろうか?ウェザーニュースの特設サイトによれば、一部の地域に観測チャンスがあるそうだ。

■5月6日の天気は?

ウェザーニューズの特設サイト「みずがめ座イータ流星群2016」によれば、5月6日深夜は低気圧や前線の影響で全国的に雲が多く、観測には厳しい条件になるという。


ウェザーニューズの「流星見えるかなマップ」  (画像はウェザーニューズの特設サイトから)
ウェザーニューズの「流星見えるかなマップ」
(画像はウェザーニューズの特設サイトから)

だが、大分~宮崎~鹿児島の一部、宮城から福島沿岸部、および沖縄の先島諸島では雲の隙間から観測チャンスがあるとしている。

最新の天気については、同社のPC向け特設サイト「みずがめ座イータ流星群2016」、スマートフォン向けサイト「みずがめ座イータ流星群を楽しもう!!」、およびスマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」の「星空Ch.」で確認されたい。

■みずがめ座イータ流星群とは?

「みずがめ座イータ流星群」の母天体は「ハレー彗星」で、南半球では1時間に50個程度の流星が出現する。流れるスピードが速く、青白い流星が多いのが特徴。北半球の日本では放射点が昇るのが6日25時と遅く高度も低い。だが、今年は月明かりの影響が少ないため、天候さえ良ければ、日本でも観測を楽しめると考えられていた。

放射点は、東の空に見えるみずがめ座の「三つ矢マーク」のすぐそば。そこから上に向かって光がのびる様子を観測できる。日本での見頃は午前1時頃から。

「みずがめ座イータ流星群」放射点  (画像はウェザーニューズの特設サイトから)
「みずがめ座イータ流星群」放射点
(画像はウェザーニューズの特設サイトから)

■「SOLiVE24」で生中継

同社が運営する24時間ライブ放送番組「SOLiVE24」では、5月6日23時から7日4時にかけて特別番組を放送。世界一星空が美しいといわれるニュージーランド「デカポ」と、日本国内2地点から流星を生中継する。


番組は同社のPC向け特設サイト「みずがめ座イータ流星群2016」やスマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」の「みずがめ座イータ流星群LiVE」のほか、テレビ(BS 910ch)、YouTube「weathernews」、ニコニコ生放送で視聴できる。