CDやDVDの包装を開けるとき、透明フィルムのどこにも開け口がなくて途方に暮れたことはないだろうか。「ハサミやカッターを使えば?」と思うかもしれないが、パッケージがデジパック仕様だったりすると紙ジャケットに傷を付ける恐れがあるのでそうもいかず、手の施しようがない。海外から輸入されたCDやDVDには、そのようなパッケージが特に多い気がする。

そんなときに便利なのが「Nimble」。指にはめてパッケージを開けられるツールだ。

指はめカッタ―「Nimble」
指はめカッタ―「Nimble」

使用するには指にはめ、対象箇所をさっと擦るだけ。これだけで包装フィルムをカットできる。特に次のようなものの包装を開けるときに便利だという。
・ソーセージやベーコンなどを含む、食品のパッケージ
・開け口のないパッケージに入った家電製品やツール
・ダイレクトメールなどの封筒
・ガムテープなどで念入りに梱包された小包

「Nimble」を使えば、食品パッケージや
「Nimble」を使えば、食品パッケージや

家電・ツールなどのパッケージを簡単に開けられる
家電・ツールなどのパッケージを簡単に開けられる

ノートのページをカットして、メモを残すことも
ノートのページをカットして、メモを残すことも

「Nimble」の構造は、パッケージは切れるが、人体は切れないように工夫されているという。このため、カッターやハサミを扱えない年齢の子どもでも、「Nimble」であれば使用できるそうだ。

人体は切れない構造
人体は切れない構造

独特の形状は、伸縮性を高めるために工夫した結果生まれたもの。この形状により、指の細い人から太い人まで仕様できるようになった。

独自の形状により高い伸縮性を獲得
独自の形状により高い伸縮性を獲得

指の太い人でも使える
指の太い人でも使える

開発したのは英国に本拠を置くデザインスタジオVERSION 22。同チームは現在、「Nimble」の市販化に向け、クラウドファンディングサイトkickstarterで出資者募集のキャンペーンを実施している。本稿執筆時点では、7ドルの出資で「Nimble」を1つ入手可能だ。出荷は2016年12月頃を予定している。

さて、VERSION 22のメンバーには、一度日本に来て、インスタントラーメンなどに入っている「こちら側のどこからでもあけられます」小袋を手にとってみて欲しいと思う。あの小袋が開けにくことを実感してもらったうえで、簡単にあけるツールを作って欲しい。彼らならできるのではないかと思うのだが、どうだろう?