登山などにおいて、食は数少ない娯楽の1つ。特に寒い日や雨の日に食べる熱い食べ物は、いつもよりずっとおいしく感じる。

だが登山用のストーブは初心者には扱いが難しい。小型化を優先しているため、不安定で転倒したりしがちだ。また調理方法によっては、環境に悪影響を与えることもある。

そんなときに便利なのがWAYV Technologiesの「Adventurer」。バックパックに入れて持ち運べる電子レンジだ。


「Adventurer」はリチウムイオンバッテリーを搭載しているのが特徴。このため、AC電源のない場所でも、食べ物や飲み物を暖めることができる。バッテリーは満充電することで、約30分の調理が可能だ。充電はAC電源の他、クルマのバッテリーやソーラーチャージャーなどから可能となっている。


サイズは高さ305x幅128ミリと1リットル水筒より小型で、重さは約1.2キロ。長時間持ち歩けるサイズと重さに設定された。


小型ではあるが、内部には最大500ミリリットルまでの飲み物や食べ物を入れられる。

ストーブと比較すると、「Adventurer」には交換用のガスカートリッジを購入する必要がないというメリットがある。また、メインテナンスもほとんど不要だ。


操作は一般的な電子レンジを使ったことのある人であれば、すぐに慣れるだろう。電源スイッチを入れ、暖める時間を「+1 MIN」と「+10 SEC」で指定すればよい。


開発元のWAYV Technologiesは現在、同社Webサイトでプリオーダーを受け付け中。発売は2017年の早い時期で、価格は199ドル程度になる予定。

さて、「Adventurer」はアウトドア用に設計された電子レンジではあるが、室内で使うこともできる。例えば、電子レンジの無い職場で使用するのもアリではないだろうか?うちから持ってきたおにぎりとお味噌汁を暖めるには、ちょうど良いサイズかもしれない。