昨今の「サードウェーブコーヒー」ブームとともに、日本では自宅でもハンドドリップコーヒーを楽しむ人が増えているそう。筆者もやってみたいと思いつつ、なかなかきっかけがなくてずっとドリップバッグで済ませていました。
そんな中、豆を自分でドリップできる“体験型”コーヒーショップ「MINEDRIP COFFEE」がオープンしたと聞き、これはチャンスと訪れてみることに。
新宿のど真ん中でドリップ体験
お店があるのはこの春新宿にオープンした商業施設「NEWoMan」の屋上。新宿のビル群に囲まれつつ、初夏の青空とそよ風を感じられる都会のオアシス的な空間です。
まずは豆を選ぶ
お店はカウンター形式になっていて、豆を選ぶとその場で挽いてドリップセットを準備してくれます。なお同店には「TRUNK COFFEE ROASTER」「GLITCH COFFEE&ROASTERS」といった国内の代表的なコーヒーロースターが9店参加しており、棚には高品質な豆がずらり。そんなに詳しくない、という人はスタッフさんに好みを伝えるとオススメを選んでもらえますよ。
ONIBUS COFFEEの「RWANDA COKO」という豆にしました
手順書を見ながらドリップ体験
良い豆、と言われると筆者のような初心者は緊張してしまいますが、スタッフさんがドリップの手順を丁寧に教えてくれるので安心。慣れている人は、抽出量や抽出時間が書かれたレシピを参考に抽出します。
赤みがかったコーヒーは全く苦味がなくふんわりやわらかい口あたり。フルーツのような香りと甘みに、ほど良い酸味が合わさってまるでジュースのようにゴクゴク飲めます。正真正銘自分で淹れたんですが、それが信じられないくらいおいしくできました!
なお気に入った豆はお店やオンラインストアで購入可能。一杯あたりの値段で考えたらカフェで飲むよりも断然お得なのでこれは始めたくなります。
欲しくなる~!
スタッフがめちゃくちゃ優しい
同店のコンセプトは“自分史上最高のコーヒーを”とのことですが、まさにそんな体験ができる新感覚スポット。何よりスタッフさんが終始丁寧に最高のコーヒーをサポートしてくれる(でも絶対手は貸さない)ので、ハンドドリップをしたことが無い人でも気軽に楽しめますよ。エリアにはテーブルも用意されてますが、なんやかんやお話しているうちにカウンターで飲みきってしまいました。
気になるお代なんですが、実はドネ―ション制。特別な一杯に感じたままの値段を支払いましょう。
同店の営業期間は11月30日まで。店舗所在地は東京都新宿区新宿4-1-6 NEWoMan 6階屋上、営業時間は11時~20時です。なお同じビルにはあの「ブルーボトルコーヒー」も入っているので、自分で淹れたコーヒーと比較してみても楽しいかもしれません。
住所:東京都新宿区新宿 4-1-6