
バンダイから、映画「スター・ウォーズ」に登場するキャラクター「ダース・ベイダー」をモチーフにした爪楊枝ディスペンサー「ダース・ベイダー トゥースセイバー」が7月30日に発売された。ダース・ベイダーが爪楊枝を1本ずつ取り出してくれるという何とも斬新な発想の商品だ。
4月から予約して到着を心待ちにしていた筆者、無事届いたのでさっそく使ってみた。
本体の高さは約12cm。マスクや生命維持装置、ベルト、ひるがえるマントまで精巧に再現されている。ディスプレイ用のライトセーバー(なぜか黒)も付属しており、インテリアとしても十分カッコイイ。


だが、この商品の醍醐味はやはり爪楊枝ディスペンサー。市販されているごく普通の爪楊枝(推奨サイズ:直径2.0~2.2mm、長さ65mm)を腕のホルダー内に収め、背中のレバーをゆっくり動かすと、1本ずつ掴んでライトセーバーさながらに差しだしてくれた!






※音は出ません
なお、爪楊枝をうまく掴ませるには少々コツがいる。Amazon.co.jpのレビューにも多く寄せられているが、最初はなかなか楊枝がつかめずとまどうかもしれない。
そのコツとは、レバーが止まった後も、力を込めてさらに押し続けること。すると“カチッ”と爪楊枝がハマる音がするので、それを合図にレバーを戻すと良い(音については以下動画も併せて参照されたい)。

爪楊枝を掴むところ(音声ONにすると“カチッ”という音が聞けます)
しっかりと握るためには手元をキツめに作る必要があり、構造上やむを得ないとは思うが、確かにこれは不良品と勘違いしてしまう人も多い気がする。ぜひ今後の開発で改善してほしいところだ。
とはいえ、コツさえつかめばものすごくカッコ良くて来客時にも盛り上がりそうなトゥースセイバー。メーカー希望小売価格は2,980円(税別)。個人的にはヨーダやルークバージョンも期待したい。