六角形格子構造で破れにくいコンドーム「LELO HEX」―

「LELO HEX」は、画期的な構造を持つコンドーム。誕生以来70年間、ほとんど進化がなかったコンドームの、初めてのイノベーション。

六角形格子構造で破れにくいコンドーム「LELO HEX」
画期的な構造を持つコンドーム「LELO HEX」

開発したのは、スウェーデンストックホルムに本拠を置くLELO。同社によれば、この70年の間には新しい、かつ危険な性感染症(STD)がいくつも現われたという。だがSTDを防ぐもっとも有効な手段の1つであるコンドームは、70年前と比べてそれほど大きな進化をしていないと、LELOは主張する。

「LELO HEX」は、STDへの感染リスク低減を目指して開発されたコンドーム。ハチの巣状の構造により、薄さを維持しつつ、強度を向上した。

六角形格子構造で破れにくいコンドーム「LELO HEX」
「LELO HEX」は、ハニカム構造で強度を向上させた

参考画像:サッカーのゴールネット
参考画像:ハニカム構造の採用で素材量の低減と強度の維持に成功した
サッカーのゴールネット

たとえばコンドームを針でつついた場合、従来型のコンドームであれば針が刺さった部分が破れ、さらに破れ目が広がり、「保護」の役割を果たせなくなってしまう。だが「LELO HEX」であればハニカム構造の内部で破れ目の広がりを抑え、粘膜同士の接触を最低限に抑えることで、STD感染リスクを下げることができるそうだ。

六角形格子構造で破れにくいコンドーム「LELO HEX」―
コンドームを針でつつくと

六角形格子構造で破れにくいコンドーム「LELO HEX」
一般的なコンドームは破れてしまうが
「LELO HEX」であれば破れは六角形の格子から外に広がりにくい

コンドーム1つあたり350個のある六角形の格子は、使用中にコンドームが外れてしまうことを防いでくれる。

六角形格子構造で破れにくいコンドーム「LELO HEX」―
ハニカム構造には、外れにくいというメリットも

「LELO HEX」は、米国の俳優チャーリーシーンさんも支援している。チャーリーシーンさんは2015年の11月にHIVに感染していることを告白。その後は、エルトン・ジョン エイズ財団と共同で、STD感染予防を推進する運動にかかわっているそうだ。


「LELO HEX」について語るチャーリーシーンさん

LELOのオンラインショップから購入できる。日本語サイトも用意されており、価格は2,080円。

六角形格子構造で破れにくいコンドーム「LELO HEX」―