重曹でガスコンロの掃除
右半分が「ビフォー」、左半分が「アフター」

掃除好きの間で、「油汚れや臭いなどがよく落ちる」として人気のアイテム「重曹」。筆者も先日ペースト状にした重曹を使い、油で汚れたガスコンロのバーナーリングを掃除したのですが、黒い焦げつきは落とせないままとなっていました。そこで今度は、“焦げつきを落とすのに効果的”という「重曹+お湯」のメソッドを試してみることに。

重曹を使ったガスコンロの掃除
コンロに蓄積された焦げつき、厄介ですよね

まずはお鍋に重曹と水、キレイにしたいバーナーリングを入れ、沸騰させます。


重曹を使ったコンロ掃除
重曹は大さじ4~5、水は800ml位加えました

重曹を使ったコンロ掃除
バーナーリングを入れて約15分沸騰させます

そのまま約15分煮立たせた後、一晩放置。翌朝に鍋のフタを開けてみると、中の重曹液が茶色く濁っていました。これはもしや、汚れが落ちている証拠...?

重曹を使ったコンロ掃除
お湯が茶色に変色

鍋から取り出したバーナーリングを流しに置き、キッチン用のスポンジでこすってみます。

重曹を使ったコンロ掃除
ゴシゴシ

重曹を使ったコンロ掃除
こすった左半分がキレイになりました

重曹を使ったコンロ掃除
残った右半分もこすればツルリン無垢な姿に♪

重曹を使ったコンロ掃除
もう1つのリングもゴシゴシ

重曹を使ったコンロ掃除
あら?汚れが残ってしまった

使用頻度が多いコンロのバーナーリングは焦げつきも頑固だったのか、キッチン用のスポンジでは全て落ちませんでした。あきらめず、残った汚れを定規の角でカリカリ削ってみたところ、見事コンプリート。一晩待った甲斐がありました!

重曹を使ったコンロ掃除
時間はかかりましたが、こちらも無事コンプリート!

重曹を使ったコンロ掃除
ガスコンロがキレイで明るい雰囲気に
(バーナーキャップは汚れたままでスミマセン)

●まとめ
焦げつきを落とすのに効果的な「重曹+お湯」。ただし焦げつきの度合いによっては、スポンジや硬い物でこすったり削ったりする必要もあります。さほど大変な作業ではなかったものの、やはり日頃の掃除を怠らず、焦げつき自体を防ぐのが理想だと実感しました。

ちなみに、焦げついた物を煮る際は1つ注意点も。鍋にお湯を沸かしてから重曹を投入すると、吹きこぼれる心配があるそうです。実践される時は、「重曹と水を鍋に入れてから点火する」という手順をお忘れなく!