
風邪や花粉症でマスクをすることが増える季節。ふと、マスクの中で自分の息が気になることはありませんか?

以前もご紹介しましたが、アース製薬がマスクを利用している20~50代の男女400人に実施した調査では74.5%の人が「マスク着用時にマスク内のニオイが気になっている」そう。大事な商談やデートの前ならなおさら焦りますよね。そんな時に1人で口臭をチェックできるのが、2月にタニタから発売された「ブレスチェッカー」(EB-100)です。

一見モバイルバッテリーのよう
この商品は、計測時の通知音が出ないサイレント設計の測定器。モバイルバッテリーのようなデザインでモニターはなく、振動とLEDで通知するため周囲を気にせずさりげなく口臭がチェックできるとか。
息を数秒吹きかけるだけ
使い方は、カバーを上に引き上げ、センサーの準備が整ったら1cmの距離から息を吹きかけるだけ。すべて光だけで通知するので最初は説明書を見ないと何が何やら分かりませんが、数回測定すれば覚えられます。

測定結果の範囲は6段階。ニオイが強い時は赤いランプが点滅します。


口臭が発生しにくい習慣を
タニタによると、口臭はその80%以上が口腔内に由来し、硫化水素やメチルメルカプタンといった揮発性硫黄化合物が原因とされているそう。これは生理的口臭と呼ばれ、口腔内で細菌が繁殖することで発生するのだとか。筆者も1週間ほど計測してみましたが、日によって結果はまちまち。ただ、自宅よりもオフィスで仕事している時や夕方のお腹が空いてきた頃に強めの判定が出ました。


その中で口臭軽減に効果があったのは「歯間フロス」と「水を多めに飲むこと」。
これまで昼食後の歯磨きにはフロスを使用していなかったのですが、もともと詰まりやすい箇所があり、使用するようになったら測定値がさがりました。

また仕事中はつい水分をとるのを忘れてしまうので、意識して口を潤すのも効果あり。その際はコーヒーやジュースなどの味の付いたドリンクではなく、水がオススメです。


なおチェッカーではアルコールや強い匂いを含んでいるものにセンサーが反応することもあり、歯磨き直後は正しい判定が出にくいので注意。また、気にし過ぎると逆にストレスになりかねないので、あくまで目安とお考えください…!これから人と会う機会が増える春に向けて、接客の多い方や家族の口臭チェックなどに役立つかもしれません。