マイユの種入りマスタードレシピ
いつもとひと味違った献立に

粒マスタードと聞いて、ほとんどの人が思い浮かべるのが黒いフタの「マイユ」ではないでしょうか。実はこのマイユ、フランスの調味料ブランドとしてなんと今年で270周年を迎えるのだとか!歴史古い!

マイユの種入りマスタードレシピ
マイユの「種入りマスタード」(右は白ワインビネガー)

中でも「種入りマスタード」はビネガーではなく白ワインで作られており、香り高く風味豊かな味が特徴です。でもこれ、たまにソーセージの付け合わせやサンドイッチに使うくらいで、気づいたら賞味期限切れになってしまうことも…。何とももったいないとマイユの公式サイトを見ていたら意外な使い方があったので試してみました。


ドレッシングに

マイユの種入りマスタードレシピ
ちょっぴり刺激的なドレッシング

和風マスタードドレッシング(4人分)

種入りマスタード 大さじ 1/2
しょうゆ 大さじ2
白ワインビネガー 大さじ2
オリーブ油 大さじ3
砂糖 少々

オリーブ油以外の材料をよく混ぜたら、最後に少しずつオリーブ油を加え混ぜ、乳化させます。相性の良い野菜は水菜、ネギ、春菊など。和風テイストですが、ツンとくる刺激がクセになりますよ(強すぎる場合は量を調整してください)。

味噌とも相性良し

マイユの種入りマスタードレシピ
野菜がパクパク進みます

味噌マスタードディップ(4人分)

味噌 大さじ2
みりん 大さじ1
種入りマスタード 大さじ2
マヨネーズ 大さじ2と1/2

味噌にみりんを加えて柔らかくのばしてから、他の材料を混ぜるだけ。蒸した根菜や野菜スティック、豆腐ステーキなどにつけていただきます。それほど味噌は主張しないので、サンドイッチのソースにしても良いかも。

ソースに

マイユの種入りマスタードレシピ
簡単なのにお店のような味

最後は生クリームを加えて作るソースをご紹介。

豚のソテー マスタードクリームソース(4人分)

豚ロース肉(100~130g) 4枚
生クリーム 1/2カップ
種入りマスタード 大さじ1.5
サラダオイル・バター 各適量
塩・コショウ 各適量
エリンギ 1パック
しめじ 1パック
パセリ適量

【作り方】
1.豚肉は筋を切り、両面に軽く塩・こしょうをふる。フライパンにサラダオイル小さじ2とバター小さじ1を入れて熱し、肉の両面をこんがりきつね色に焼く。
2.1.に種入りマスタードと生クリーム、水1/4カップを加え、煮立てながら肉の中まで火を通す。
3.エリンギは斜め1cmの厚さに切り、しめじは石づきを取ってほぐしておく。別のフライパンにサラダオイル小さじ2とエリンギ、しめじを入れ、火にかける。塩を振って軽く焼き色がつくまで炒めたら、バター少々を加え、こしょうで味をととのえて、パセリの粗みじんを混ぜる。
4.平皿に2.のエリンギとしめじ、2.の豚肉を盛り合わせる。2.のフライパンに残ったソースを煮詰めてとろみを出し、塩・こしょうで味をととのえ、豚肉にたっぷりとかける。

加熱することで程よく酸味が飛んでマイルドになり、肉のうまみを引きたててくれるソース。豚肉以外にチキンや魚にも合うと思います。

マイユの公式サイトにはこのほかにも同社の調味料を活かしたレシピが豊富に掲載されています。買ったものの意外と出番が少ないぞ、という時はぜひ参考にしてみてください!