ドリンクが2層にわかれた「セパレートティー」。見た目も爽やかで、これからの季節にぴったりな一杯です。カフェだけではなく家でも飲めたら嬉しいけれど、作るのに手間がかかりそう…。そんな風に感じる方も多いのではないでしょうか。以前、筆者も自宅で淹れようと試みたのですが、茶葉はどれで、紅茶を何ミリリットル計って、ジュースはどのくらいで…とレシピを見ただけで断念してしまいました。
そこで、“自宅にあるもの”で“手軽”に作れてしかも“美味しい”「ズボラさんでも作れるセパレートティー」のレシピをご紹介します。計量不要で即出来る!とりあえず「わかれていて美味しければ良し!」という方におすすめのレシピです。
用意するのは、紅茶、果汁100%ジュース、ガムシロップ。今回は分かりやすくするため別々の容器にいれてありますが、ジュースはパックやペットボトルから直接セパレートティーを作るグラスに注いでしまってかまいません。洗い物が減らせます。
紅茶はティーバッグを使ってマグで淹れたものを使います。これなら茶葉を計る必要なし、お湯を注いで待つだけです。ちなみに、セパレートティーを作るときは紅茶の色が濃くでている方が綺麗に作れます。普段紅茶を作るときよりお湯の量を少なめにするのがおすすめです。
水とティーバッグをマグにいれてそのままレンジでチンしてもOK
紅茶の色が出るのを待つ間にセパレートティーを作るグラスにジュースを注ぎ、ガムシロップを加えて軽く混ぜます。ジュースはコップの約1/3より若干少なめ位の量が丁度いいです。
セパレートティーを作る際のもっとも大きなポイントは「液体の糖度に違いをつける」こと。どちらか片方のドリンクの糖度を高めると、綺麗にわかれたセパレートティーが作れます。
ジュースとガムシロップが混ざったら氷を追加します。この時、氷はジュースの水面から出るくらいの量をいれましょう。
いよいよ紅茶の出番です。ポイントは「水面から飛び出た氷にあてるようにして注ぐ」こと。ジュースの水面に直接注ぐと、紅茶とジュースが混ざって失敗してしまいます。紅茶は淹れる際に使ったマグから直接注いでも構いませんが、慣れないうちは注ぎやすい容器を使った方がいいかも。
他にもジュースをカルピスや牛乳に変えたり、紅茶にローズヒップを使ってみたりとアレンジの仕方は様々です。大事なのは「液体の糖度に違いをつける」ことと「飛び出た氷にあてるようにして注ぐ」こと。なお紅茶を下にしたい時は、ジュースを使用するときよりも多めにガムシロップを使いましょう。
とことん手を抜きたい筆者は市販のペットボトル入り紅茶で作れないかも試してみましたが、やはり少々色が薄めな印象。セパレートというより、グラデーションティーのようになってしまいました。紅茶は自分で濃いめに入れるか、市販のものを使うなら特に色味の強いものを選びましょう。
ぱぱっと作れる楽ちん♪なセパレートティー。最初はこのレシピで作り、慣れてきたら茶葉や淹れ方にこだわってみてもいいかもしれません。お客様にお出しするときは、ミントを添えたりカットしたフルーツを浮かべたりするともっと見栄えがよくなりますよ。