自動給水器「水やり当番」
シンプルだけど頼れるアイテム

旅行で長めに家を空ける際、意外と困ってしまうのが観葉植物の管理。人に預けるわけにもいかず、帰ってきたら枯れていた…なんて悲しい事態は避けたいですよね。

ベランダの観葉植物
心配

実際そんな状況に陥った筆者が見つけたのは自動給水器「水やり当番」。マルハチ産業から販売されており、Lサイズの購入価格は約700円でした。


自動給水器「水やり当番」
このほかMサイズもあります

自動といっても電源は不要。“毛細管現象”を利用して、細いチューブが水を吸い上げる構造になっているとか。

自動給水器「水やり当番」
昔理科でやったような…

使用時はペットボトルやバケツに水を入れて中にチューブを沈めます。素焼きの本体を水で満たし、水が染みだしてきたらキャップをセット。

自動給水器「水やり当番」

自動給水器「水やり当番」
本体に水を入れて

自動給水器「水やり当番」
染みだしてきたらキャップをかぶせます

後は土にさして完了。念のためペットボトルの水が減るのも確認しましょう。水を入れた容器の高さを変えることで、浸透する水の量も調整できるそうです。

自動給水器「水やり当番」

大きめの鉢に差してみたところ、ひと晩で土の表面が潤い、1日で300ml程水が減っていました。数日置いてみましたが、乾燥しやすい夏場に適度な潤いを与えられ、心なしか植物も生き生きしてきたような…普段から使おうかな。

自動給水器「水やり当番」
説明書記載の給水量は400~500ml/日とのこと

大きな容器を使うほど長期間給水できるそうですが、留守中に使う場合は容器の転倒やペットボトルの反射に注意しましょう。また給水量が多すぎると受け皿から水が溢れることもあるので水の出方も確認しておくと良いですね。乾燥に弱い植物やプランター菜園など、どうしても心配な分だけでも用意しておくと安心です。