
寒さや乾燥で体調を崩しやすい季節。風邪に負けないからだをつくるため、リンゴやミカンといったこの時期に旬を迎える果物を食べるのも昔ながらの体調管理のひとつです。
中でもビタミンCやカリウムなどが豊富で、昔から「柿が赤くなれば、医者が青くなる」とも言われているのが柿。そのまま食べるのが一般的ですが、実は“焼く”ことでおいしさや栄養価がさらにアップするというのをご存じでしたか?今回はTwitterなどでもたびたび話題になっている焼き柿を試してみました!

焼き柿の作り方は、柿の上部を落として十字に切り込みを入れ、オーブントースターで10分ほど焼くだけ。表面が乾いて白い果汁が出てきたら食べ頃です。



焼く前には弾力があった柿は、スプーンがスーッと入り、ゼリーのようなとろりとやわらかい食感に。まるで高級な和菓子のような濃密な甘さがじんわりとからだにしみわたります。そのまま食べるとすぐお腹いっぱいになってしまう柿が、ひとりで1個ぺろりと食べられてしまいました。

温かい柿にすっかりハマってしまい、スライスしてトーストにもアレンジ。柿だけだとややぼんやりしてしまうので、バターやクリームチーズ、ハチミツ、シナモンといったアクセントを加えるのがおすすめです。冬の味覚を贅沢に堪能できるスイーツトーストになりますよ。

皮をむく手間もなく、短時間で手軽にできる焼き柿。お店でおいしそうな柿を見かけたらぜひお試しを!