
大豆から作られる豆腐や高野豆腐は、高たんぱく・低カロリーの代表食材。しかし長期保存できなかったり、湯戻しが必要だったりとそれぞれ扱いづらい点もあります。
そこで最近注目されているのが“粉豆腐”という大豆加工食品。信州地方ではスーパーでも買えるくらいの定番食材だそうですが、その他の地域ではあまりなじみがないかもしれません。

粉豆腐とは、高野豆腐を削って粉状にしたもの。湯戻しする必要がないため、例えばみそ汁やハンバーグ、ゴーヤチャンプルーに加えたり、ホットケーキやクッキーなどの小麦粉の一部に代用したり、離乳食に入れたりと幅広く使えるのが特徴です。


■定番おかず・炒り豆腐の作り方

粉豆腐を使った定番おかずは炒り豆腐。食べやすく切った鶏肉と野菜を軽く炒めたら、だし汁を加えて醤油、砂糖で味付け。粉豆腐も入れて水分がなくなるまで炒り煮にします。



だし汁を吸った入り豆腐はしっとりふわふわの口当たりになり、おからに近いイメージ。さらに卵とじにするとふわふわになり、豆腐と変わらない印象です。ご飯にも合うので確かに定番おかずになりそう。

■粉豆腐は自宅でも作れる
粉豆腐は販売店があまりなく、取り寄せも殺到しているのかなかなか手に入りにくいのが現状。その場合は高野豆腐をおろし金やフードプロセッサーで細かくしても作れるのでぜひ手作りしてみてください。

個人的に高野豆腐は煮物にしか使うことがなかったので、豆腐、高野豆腐、粉豆腐を使えばレパートリーがかなり広がりそう。糖質や体重が気になる方も取り入れてみてはいかがでしょうか?